残業の果てに辿り着いた、僕の新しい世界:2
3人のおもちゃ
「まずはブラウスとベストね」
瑠衣が肩越しに囁く声が妙に近い。息が耳をかすめてくすぐったい。
白いブラウスを手に取ると、指先に“さらり”とした冷たさ。
「レンさん、ボタンは上から? 下から? 仕事できる男性は下からって聞きました」
茜が茶化し、僕はつい真面目に答え...
2025-08-03 10:00:21 +0000 UTC View Post
「まずはブラウスとベストね」
瑠衣が肩越しに囁く声が妙に近い。息が耳をかすめてくすぐったい。
白いブラウスを手に取ると、指先に“さらり”とした冷たさ。
「レンさん、ボタンは上から? 下から? 仕事できる男性は下からって聞きました」
茜が茶化し、僕はつい真面目に答え...
2025-08-03 10:00:21 +0000 UTC View Post
「レンくん、案外似合うかもね?」
──終業後のオフィスで、なぜ僕は女子社員たちに囲まれ、女物の服を差し出されているんだろう。
薄暗いオフィス、鳴り止まぬ笑い声。
金曜の夜、帰るはずだった僕の足は、なぜか逃げ道を見失っていた。
◆
...
2025-08-03 09:59:56 +0000 UTC View Post
俺は焦ってお風呂場を出た。
本当にこのまま体が女体化してしまうのだろうか。下着と一緒に入っていた取説のカードを今一度読み返す。
『あなたの奥底にある、自然な女性らしさを引き出します。ご自身でその効果を実感してください』
よく見ると、そう書いてある文末に小さなQR...
2025-08-03 09:59:43 +0000 UTC View Post
姉ちゃんの制服を着ようと思った理由なんて大したものじゃなかった。2つ上の3年生だった姉ちゃんは、当然、俺のクラスの女子たちと同じ制服を着ていた。
その制服に、当時好きだったクラスの彩音ちゃんを重ねて見ていた。
たったそれだけの理由。
2025-08-03 09:59:37 +0000 UTC View Post