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デート・ア・レクリエーション〜プロトタイプテスト・対象者:五河士織、四糸乃、村雨令音〜

いつもご支援ありがとうございます。現在skebの真っ最中なので、ストックからの更新です。この前士織と四糸乃は投稿したばっかですが、実はこっちの方が先にできていたり。

とはいえ色々加筆することができたので、結果的に遅らせて良かったです。こっちはエレンの出番控えめですが、今後上位のシリーズ化を考えてるのでそっちだと間違いなく増えるんじゃないかなぁと。まあ実現すればですが。そのアンケも置いておきます。





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「おお……これは、凄いな」

「はい。とっても大きい……です」


 士織が感慨を覚えながら零した言葉に、隣に立っている四糸乃もコクコクと何度も頷いて同意を示した。

 二人の眼前に立っているのは、広大な土地をふんだんに用いた巨大な施設だ。それもただの施設ではなく、精霊のために作られた特別なレクリエーション施設だ。

 精霊マンションや〈フラクシナス〉の中にも同様のものが誂られているが、ここは規模が雲泥の差だ。主目的となる機能を優先しているそれらと違って、娯楽的運用を前提として作られているのだから当然と言えば当然のことだ。

 驚いた表情のまま士織は振り向き、保護者役として同伴している令音に視線を向けた。


「ここ、たしか〈ラタトスク〉の私有地でしたよね? こんな広い施設、本当に建てちゃって大丈夫だったんですか。そりゃ、マンションも凄かったですけど」

「……ああ。通常の施設を借りれば済む話、ということが何度も議題に上がっていたようだね。けれど、最終的にはとある出資者の後押しで建設が決定したらしい。……私もまた聞きだがね」

「とっても、良い人……なんですね」


 良い人という言葉だけで表していいものか士織は困惑し、頬をかきながら改めて施設を見渡した。

 そこらの遊園地より遥かに広い。これだけの施設を作るためには、如何に顕現装置と言えど簡単ではないだろう。土地を確保するのも用意ではなく、精霊たち専用という前提を鑑みれば目立つことこの上ない。

 それらの条件を鶴の一声で押し通せてしまうほどの出資者とは、一体何者なのか。とはいえ〈ラタトスク〉上層部の人間は、精霊や士織と直接顔合わせすることは稀だ。令音さえ知らないのなら、士織たちには知る術はない。


「……シン。わかっているとは思うが、今日はこの施設のテストが主な目的だ。かといって、四糸乃の機嫌を損ねてはいけないよ」

「あ、はい。それはわかってます」


 思いもよらない規模に目移りしてしまっていたが、士織の役目はあくまでも精霊の攻略。そしてアフターケアだ。

 前者は忘れるわけもなく、後者はもはや言うまでもなく日常的なものだ。時に大きな揉め事に発展することもあるが、士織なりに楽しんでやっているし嫌と思ったことはない。彼女たちとの日常が続いて欲しいと考えている。

 今回はその一環だ。精霊たちはふとした拍子で精神状態が崩れると、封印した霊力が逆流して暴走してしまう危険性がある。最近は減りつつあるが、慣らしておくに越したことはない。

 つまり、この巨大なレクリエーション施設はそのためにある。精霊たちのストレス解除をあらゆる時、自由なタイミングで行うことができる。日常を経験してもらう上で、たまには特別なことをしたいという気持ちの発散が可能というわけだ。

 士織はもちろんのこと、四糸乃はそのテスターに選ばれた。彼女は精霊の中でも精神的な安定と成長が著しい。


「……くれぐれも頼むよ。私もできる限りサポートはするが、今の四糸乃は『よしのん』に頼らない訓練中だ。ふとした拍子で暴走し、施設ごと氷漬けにされてしまうと、私の首が飛びかねないからね」

「ちょ、怖いこと言わないでくださいよ!」

「……冗談だよ」


 冗談とは思えない神妙な顔で言うのはやめてほしい。安全すぎても意味がないとはいえ、四糸乃と『よしのん』を引き離しながらテストさせるのは如何なものかと思わざるを得ない。

 しかもどういうわけなのか、何らかの意向で士道は男の格好ではなくではなく五河士織という女装した姿でレクリエーション施設を活用するように、との達しが出されていた。気にしないように努めているが、完全に気にするなというのは無理難題だ。


「たくっ、テストならもう少し不安要素を減らしてくれよ……」

「どうか……しましたか?」

「え? や、なんでもないなんでもない。そろそろ中に入ってみようぜ。何があるのか楽しみだな」

「はい、とっても、楽しそうです……!」


 とりあえずは、そんな不安を拗らせるよりも四糸乃のことを考えていけばいい。そうすれば自ずと、いつも通り意識せず楽しく接することができるようになるはずだ。


 そして事前の懸念を他所に、レクリエーション施設の完成度は目を見張るものがあった。娯楽の名に恥じず様々な施設が用意され、その一つ一つが専門に負けず劣らず高クオリティ。

 士織たちはあっという間に夢中になりレクリエーション施設を堪能した――――――出資者が誰であるのかという疑問など、忘れてしまうほどに。




 施設は一日で回りきれるものではなく、そろそろ夕暮れも近づいてきたことで一度汗を流そうという話になった三人は、せっかくならと専用の露天大浴場を使用することにした。

 士織と別れて女湯に入った令音と四糸乃は、二人で使うには広すぎる大浴場に目を見張りながら身体を洗うと、その裸身をゆっくりと湯船に付けた。


「……んっ♥ これ、は……ふぅ……♥」

「あ、ふぁっ♥ はぁぁ……す、すごく、気持ちいい……です♥」


 凄まじいのは見た目だけではなかった。四糸乃はまだしも、こういったものに大きな反応を示すことのない令音ですら、入るなり筋肉を弛緩させながら官能の吐息を零してしまうほどの並外れた効能が湯の成分に含まれていた。

 〈フラクシナス〉にも疲労回復が可能な湯船があるが、同じ顕現装置を使っているにしてもこちらの方が効果が上だとハッキリわかった。だが、そんな感嘆を覚える見事な効能の湯船に、令音は僅かに眉を顰めた。


(……少し、できすぎている。いくら〈ラタトスク〉の上層部とはいえ、これだけのものを作り出すことは容易ではないはずだ)


 顕現装置で生み出された魔力で、これほど高純度な質になるだろうか。思えばこの施設は、どこもかしこも令音すら驚く高純度の魔力を帯びていた。

 これが件の出資者が後押ししたものだというのなら、この技術発展に相当な資金を用いたはず。或いは本人がそれだけの力を持っていなければできない。しかし、そんなことは魔術師としてこの世で〝最も優れた〟者にしかできないだろう。


(……考えすぎ、か)


 作為的なものは感じるが、もし仮に何らかの意図があるとしても精霊にこれほどの奉仕精神を見せる必要はないはずだ。

 精霊と士織の心を穏やかにできる場所なら、令音としても歓迎すべきものだ。


「からだが、ぽかぽかして……眠ってしまいそう、です♥」

「……ああ♥ 湯の効能が、隅々まで染み渡るようだ……♥」


 光すら透過するほど澄み切った透明色の湯船に、二人はすっかり骨抜きにされ時間を忘れて身体をつけきってしまう。

 首の下まで完全に浸かった令音と四糸乃は――――――深い深い日常に隠された一本の毒に気づくのが遅れた。


「……ッ!? 四糸乃、ここから今すぐ上がるんだ……!」

「え……!?」


 令音らしからぬ焦りを見せた途端、彼女は湯の中からざばぁと立ち上がった。同性ですら目を奪われる極上の裸身が水を滝のように滴らせた姿が露になるが、気にする間もなく四糸乃の手を引いて強引に湯の外まで躍り出る。

 次の瞬間、目に見えない〝何か〟が令音の足に絡みついた。すんでの所で四糸乃だけは逃がすことができたが、令音は湯の中まで引きずり戻されてしまう。


「令音さん……!」

「……ダメだ! 私に構わず、ここから離れたまえ。〝こいつ〟は既に、姿を見せている……!」


 令音の言う〝何か〟は彼女の裸身を絡め取り、ムチムチの肌を艶めかしく締め上げる。苦しげな表情を目の当たりにした四糸乃が踏み出そうとするのを静止しながら、ソレの正体を令音は見抜いた。

 透明色に紛れ込めるほどに高度な隠蔽色を解いたソレは、透過色とは似ても似つかない赤く濁った肉をビクビクと痙攣させ、幾つもの触手をフリフリと威嚇のように振り回した。


「ひ……!?」

「……これは、ずっと私たちの近くに潜んでいた――――――顕現装置で生み出された魔導生物だ」


 おぞましい姿にか細い悲鳴を零した四糸乃に、令音は捕まりながらも冷静な分析で触手の正体を言い当てた。理論上は可能とされていた顕現装置の魔力で創り出された人工生命体だ。

 しかし、あくまで理論は理論。論理的な視点からは忌諱され、力は精霊に劣り知性は人にすら叶わない。そんな矮小な生き物しか生み出せない技術には何の意味もないと〈ラタトスク〉ではついぞ研究されることはなかった。

 なら、魔導生物を実用化に足るほど高度な生き物として顕現させたのはどの組織か。語るまでもないだろう。


「……四糸乃、よく聞くんだ。ここから逃げて、シンを呼びに行ってくれ。DEMの刺客が、君たちを狙っていると言えば伝わるだろう」

「れ、令音さん、は……?」

「……大丈夫だ。上手く抜け出してみせるさ。ここで私を助けようと思ってはいけない。今の君は、霊力が使えないんだ。捕まる相手が一人増えてしまうだけだ」


 四糸乃ならきっとそのことを理解できる。彼女は奥ゆかしい性格だが、確かな勇気を持っている。突然の事態にも、令音が冷静な判断と指示を出すことができればその正しさを行使できるはずだ。

 捕まりながら態度を変えずに呼びかけたのが功を奏したのか、四糸乃は怯えた表情ながらも理性的な判断を下してくれそうだ。


(……四糸乃の前では振り解けない。彼女がシンを呼びに行ったタイミングで、この生物を根底から消滅させる)


 何が目的かは知らないが、こんなものを紛れ込ませる悪意を持つ者はそう多くはいない。だが、真っ先に令音を狙ったのは大きな間違いだ。

 彼女は人の目さえなければ、どんな凶悪な魔導生物だろうと指先一つで破壊できる。士織を呼びに行けというのは、精霊の安全を確保するためだけではなく、令音が自由になるための方便でもあった。

 確かに人間であれば身動ぎすら難しい力を持っているようだが、本来の力を発揮できる精霊であればこの程度は拘束されたうちに入らない。令音は四糸乃に不審がられないよう演じているに過ぎなかった。

 だがDEMが創り出した生物に触れられている不快感は拭いきれない。四糸乃が士織を呼びに行った後、跡形もなく消し飛ばす準備は済ませてあった。


 その気になれば一瞬で消滅させられる。絶対的強者である力を秘めていたが故の油断が、令音すら知らない弱点を責める機会を触手に与えてしまった。


「……大丈夫だ。この生物は、私たちを殺すつもりはない。シンの力を借りればすぐに――――――」


 どちゅんっっっ♥♥♥♥




『おッほおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!?!?!?♥♥♥♥♥♥』

「……!? な、なんだ今の声、女湯からか……!?」


 その声は、湯の心地良さに失神しそうなほど浸かりきっていた士織の意識を引き戻した。離れていても方角どころか、位置すら特定できそうな野太い雄叫び。

 士織は転がるように湯から飛び出すと、湯船にそそり立つ壁を一気によじ登った。何もない、とは絶対に言えない度を越した悲鳴だった。女湯を覗き見るような申し訳ない感覚も、四糸乃たちに危機が迫っているという確信で後に回す。


「……な!?」


 何とかよじ登った壁の向こう岸に顔を入れた士織は、驚愕の光景を目の当たりにした。

 奇っ怪な触手に絡め取られた全裸の令音。そして、腰を抜かして尻もちをついた四糸乃が今まさに、令音の仲間になってしまいそうになっている。

 士織は落下も厭わず女湯に潜り込むと、脇目も振らず四糸乃の元へと駆け寄った。


「四糸乃!」

「ひゃあ……っ!?」


 触手が四糸乃を絡め取ろうという瞬間、士織は彼女を抱えながらできるだけ遠くへ転がった。間一髪、四糸乃だけは助け出すことができた。

 息をつく暇もなく四糸乃を起こし、肩を抱いて異常がないかを確認する。


「大丈夫か、四糸乃!」

「は、はい……あっ♥ し、士道さん……その、み、みてえ……♥」

「え? あ、わ、悪い。悲鳴が聞こえてきたから、何も考えず出てきちまった……」


 だが、互いがどういう状態なのかを冷静に見てしまったせいで、羞恥を覚えた様子で視線を逸らした。

 直前まで湯に浸かっていたとなればタオルなど持っていないし、手拭いの所在を確かめる暇もなかった。結果、士織と四糸乃は一糸まとわぬ姿で抱き合っていた。霊力封印の時とは違って士織まで全裸とあっては、とても他人事ではいられなかった。


「そ、そうだ、令音さんは!?」


 それを誤魔化すわけではないが、助け出せた四糸乃の代わりに触手に絡め取られた令音のことを確かめようとした。しかし、目に映るものが既に手遅れであることを示していた。


「んおっ、んおぉぉ!?♥♥♥ おう゛♥♥♥ ん゛ふううぅぅぅっっ♥♥♥ ふッ♥ ふッ♥ ふゥッ!?♥♥♥ ふぐう゛ぅぅぅぅぅぅぅ〜〜〜〜〜〜♥♥♥」


 目を覆いたくなる凄惨な光景であると同時に、性的な目戦で見れば酷く無様で嗜虐心が唆られる姿だった。

 触手に絡め取られた令音は空中に吊り上げられ、逆さまの状態で両足を強制的に開かされていた。その中心にある一段と太い触手が見たことない令音の悶絶顔とオホ声の原因なのだろう。

 キュルキュルとドリルのように回転している触手のハマった場所は肛門。排泄に用いる尻穴であった。頭髪同様に処理にこだわりがないのか、無造作に放置されもっさりと生い茂ったケツ毛を掻き分けた触手が、アナルをドリルの如く拡張攻めている。


「て、めぇ! 令音さんを放しやがれぇ!」


 怒りが沸点まで引き上げられた士織は、金色に輝く一振の巨大な剣をその手に握った。淡く輝く巨大な剣は、本来なら士織が持つものではない。封印した霊力の一つから、借り受けている形だ。

 士織は迫り来る触手を一刀の元に両断しようとした。とにかく令音をあのおぞましい触手から解放しなければ。彼の中に眠る記憶が冷静ではいられなくさせた。

 衝動に身を任せた士織の太刀筋から、斬撃状の極光が生まれた。天使の斬撃を前に触手は太刀打ちできないはずだった。

 だが、またしても驚愕に目を見開くことになった。


「なに……!?」


 士織の放った斬撃は触手の一部に直撃したが、ぐにゃんと不自然な形状変化の前に勢いを削がれて斬れ味を失ってしまう。


「こいつら、斬撃が効かないのか!?」


 〈鏖殺公〉の力を引き出すには士織では足らない。本来の所有者ならまだしも、自分の技量で触手を斬ることが叶わないと知った士織は歯痒い思いに渋面を作る。

 と、苦渋を舐めさせられた士織の背後から強烈な冷風が走った。それは彼だけを避けて触手の動きを鈍くする。


「お願い、〈氷結傀儡〉……!」


 四糸乃の声と共に冷気が増していき、迂闊に近づいてきた触手の動きは鈍くなるだけでなく完全な凍結状態に陥った。

 表面が白い冷気を発するほど温度を奪われた触手を見て、士織はチャンスを逃さず再び剣から光の斬撃を放つ。すると、形状変化能力を封じられた触手をすんなりと斬り裂くことができた。


「やった! ありがとう、四糸乃……なぁッ!?」


 礼を言いながら振り返った士織は、巨大なウサギの人形のような天使に〝裸のまま〟しがみついた四糸乃の姿に顔を真っ赤にしてしまう。


「し、士道、さん……あんまり、みないで……ください……♥」

「よ、四糸乃、霊装は……」


 封印した霊力を使っている士織とは異なり、四糸乃は本物の精霊だ。危機的状況に自分から霊力を解放したのだろうが、それならば精霊の持つ絶対の鎧である霊装が顕現せず、なぜ天使だけが使えているのか。限定霊装が出現しているはずだと思い込んだ士織は、四糸乃の幼いながら一部が大人びた背徳的な裸体を目にしてしまう。


「そ、それが……霊装だけ、どうしても出せないんです……〈氷結傀儡〉は、出てくれるのに……」

「なんだって!?」


 原因は不明だが、四糸乃は今霊装を使うことができない。だとすると危険度は段違いに跳ね上がる。精霊の霊装があれば、あの触手に絡みつかれても持ち堪えることはできるはずだ。だが展開できないとなれば、防御力は格段に落ちる。下手をすると、捕まった瞬間にアウトということもありえるだろう――――――令音のように。


「……ふ、ふたりとも、私に構わず一度撤退、するんだ♥ こ、この魔導生物は、危険すぎんおぉぉ!?♥♥♥」


 ごりゅごりゅごりゅごりゅりゅりゅ♥♥♥


「う゛ほあ゛ぁ゛あ゛〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥ だべ♥♥♥ りゃべえ゛ぇ♥♥♥ ぬ゛ほ♥♥♥ ぐほほぉぉぉぉぉぉッ♥♥♥♥」

『令音さん!』


 触手の回転力が重ねがけられ、少なくとも目で追い切れない速度に達すると、令音は白目を剥きかけながら全身をビクビクと激しく痙攣させ、股間と尻穴からあられもない汁と爆音を噴き出していく。

 そのまま触手の群れの奥に潜む本体、怪しげな肉塊の元へ連れて行かれてしまい、士織たちからは聞こえてくる声や音でしか令音を認識できなくなってしまった。


『ん゛ほーーーー♥♥♥♥ お゛ひりごわれ……イグゥゥゥゥゥゥッッッ♥♥♥♥♥ ぢ、ぢぬう゛♥♥♥♥♥ ケツイぎぢぬう゛う゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛♥♥♥♥♥♥』

「クソ! 四糸乃、力を貸してくれ! 俺たちが力を合わせれば、この触手をきっと倒せる!」

「はい……! 私も一緒に、戦います。令音さんを助けましょう……!」


 逡巡もなく士織は四糸乃と協力することで、突如現れた触手型の魔導生物を倒すことを決意した。たとえ倒しきれなかったとしても、さっきの戦術を使えば令音を助けるくらいはできるはずだ。

 そうして撤退を選ぶことなく触手に戦いを挑んだ士織と四糸乃だったが、想像していた以上に自分たちは不利な状況にあったのだとすぐに思い知らされた。


「〈氷結傀儡〉……!」

「〈鏖殺公〉ッ!」


 冷気を放った四糸乃に合わせて士織が斬撃を放つ。即席とは思えないコンビネーションは、二人の絆が長く深いものになったことを表していた。

 しかし、触手は放たれた冷気の範囲から逃れると、そうして回避した数本で斬撃を受け止めた。すべてが逃れきれたわけではないが、冷気を受ける係と斬撃を防御する係とで役目を分けているのだ。


「こいつら、俺たちの攻撃を防ぐ手段を学習してるのか!?」


 一度見せたとはいえ、士織たちもその場で発見したやり方だというのに触手は戸惑うことなく軽やかに対処していた。それでも、普通にコンビネーションを組めば触手の数を確実に減らしていけたはずだった。

 けれど、士織と四糸乃のペアには僅かな不和が生じていた。仲が悪いから起きたのではなく、この状況で仲が良すぎるから起きてしまう不和だった。


(く……♥ 気にしてる場合じゃないのに、激しく動くとアソコが……っ♥ そ、それに、四糸乃の裸がさっきからチラチラ見えて……は、反応しちまいそうだ♥ 情けないっ♥)

(ふぅ、ふぅ……♥ よしのんに頼らないで、令音さんを、助けなきゃいけないのに……からだが熱くなって、集中できない……士道さんのことが気になって♥ 何度もチャンスを見逃して、迷惑かけちゃって……うぅ、ごめんなさい士道さん♥)


 裸のまま戦うというのは、二人が考えていたより強烈なハンデを伴っていた。一人きりならまだしも、異性として少なくない意識を持つ相手同士、フォローし合えばし合うほどお互いの裸が常に視界に映る。

 女顔によく似合う男子高校生のサイズとしては少し小ぶりで皮もついたフルチンが。愛らしい容貌に反して、精霊特有の性感異常の影響でヘソ下まで生えた四糸乃のマン毛。互いのプリプリのケツやピンクのアナルに至るまで、意識せざるを得ないほど否応なく視界に入る。

 そして二人が知るよりもないことだが、魔力を帯びた湯に浸かったことで精神的な嗜好にまで影響が起き、視界に収めた性的興奮要素が記憶領域に鮮明すぎるほど刻み込まれた。


(士道さんのちっちゃなおちんちん……走る度にぷるんぷるんって、揺れてる……♥ とっても、かわいい♥ みてると……お股がきゅんきゅんする……♥)

(考えたらダメなのに♥ 四糸乃のアソコが目に入ってくるっ♥ 女の子って、あんなに濃い毛が生えるのか……♥ へ、へその下くらいまで……あ♥ 細い毛はへその上まで♥ ヤバい♥ ち、ちんぽが硬くなって……ッ♥)


 二人とも攻撃を合わせる呼吸より、お互いの裸体を隠そうとする意識や互いの裸体に品のない興奮を抱く時間の方が着実に多くなっていく。

 触手から意識が逸れるまでそう長くはかからなかった。当然、攻撃の手が緩めば人間に比肩する知能を持つ触手は反撃の隙を見逃さない。

 最初に斬り裂かれた触手が冷気の影響から抜け出した。すっかり倒した気でいた上に触手をまともに見れていない士織は、ぴょんっと飛び跳ねた触手の残骸に取り付かれてしまった。


「うわっ!?♥ さっき斬った触手か!? く、まだ生きてたなんて!」

「士道さん!」

「大丈夫だ! この程度……〈鏖殺公〉ッ!」


 しゅるしゅると両足に絡みついた触手を大剣で振りほどこうとした士織だが、動きは触手の方が圧倒的に早かった。

 股間までたどり着いた触手は、毛の一本も生えていない短小で包茎の見窄らしいモノを見て笑うように畝ると、姿を変えながらペニスの先端に組み付いた。


「なぁ!?♥」

「きゃ……っ♥」


 それには士織だけでなく、四糸乃も声を上げた。人より小さな竿を補強するように包み込んだ肉。赤く濁った色でなければ、肉棒を戒める貞操帯に見えたかもしれない。

 さすがにペニスに絡みついた触手を排除するのは困難だ。下手をすると股間ごと切断してしまう。そうなると〈灼爛殲鬼〉の再生能力をもってしても、元通りになるとは限らなかった。

 そうして思わず手を止めた士織と四糸乃に、攻撃に触手が既に迫ってきている。迷って思考まで止めている時間はない。


「四糸乃、俺に構わず〈氷結傀儡〉で触手の動きを止めてくれ!」

「はいっ」


 攻撃に転じた触手にカウンターの凍結を叩き込む。そこへ士織が大剣を振り上げ、霊力を込めた刀身から斬撃を放つ。


「いッけぇぇぇぇ――――――」


 ヴィィィィィィッ♥♥♥


「はぅあッ♥♥♥ あ、あぁぁぁぁぁん!?♥♥♥」


 途端、陰茎が強烈な振動に襲われた士織は腰砕けになり、斬撃に込めた霊力を霧散させてしまった。ヘロヘロの腰で振るった大剣は、ヘナチョコな太刀筋でか細い斬撃を『ちょぴっ♥』と放つ。


「あひっ、ひ、ひぃぃぃ♥♥ あっ、あっ、うあっ、あぁぁぁんっ♥♥」

「し、士道さんっ! そんな……っ!」

「こい、つ……霊力に反応して、震えて……うっ、うぅぅっっ♥♥ ぅぅ〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥」


 どぴゅんどぴゅんっ、どっぴゅん♥♥♥ びゅうぅぅぅぅぅ♥♥♥


「あ♥ ひゃら♥ よしのらめ♥♥ み、みないれぇぇ♥♥ しゃせっ、しゃせい、でちゃうぅぅぅぅぅぅ♥♥♥♥ あひゃあぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜ん♥♥♥♥♥」

「し、しどうさ……え、え?♥ あ……♥」


 そしてビクッと震えた竿の先から大量の吐精。たたでさえ令音の痴態と幼さとのギャップがある四糸乃の裸身に興奮しきっていた彼の分身は、精霊を救うという強固な意思に反して情けのない早漏絶頂をキメてしまった。

 童貞特有の快感に耐えきれない惨めな足ピンアクメ射精を四糸乃の前で晒した士織は、羞恥のあまり我を忘れて泣き出しながら嘆願した。だが幼気な少女に見せつける情けなくも途方のない射精感に、それ以上のことは何もできなかった。床に今までにないくらい濃い精液がみっともないのに気持ちいい。

 それでようやく見てはいけないものなのだと理解したのか、四糸乃は真っ赤な顔を逸らした。


「よ、よしのっ、うえ、上だっ♥」

「へ――――ん゛ぶお゛ッ!?♥♥♥」


 そんな隙だらけの四糸乃に襲いかかった触手は、くぱぁっと大口を開いて少女の愛らしい顔を『ぱくんっ♥』と丸呑みにしてしまった。

 〈氷結傀儡〉の上で食われた四糸乃は咄嗟に冷気を放つが、今までの触手の何倍も太い触手を一瞬で凍らせることはできず、赤い肉に顔をすっぽりと覆われた異様な姿で持ち上げられていく。


「くそ、四糸乃を、連れていくんじゃ……ね、ぇぇぇぇッ!♥♥♥」


 四糸乃が呑み込まれる姿を見た士織は、股間の快感など忘れて〈鏖殺公〉を渾身の力で振り下ろした。だが、細い触手に通じなかった光の斬撃が、四糸乃を呑み込むほど太い触手に通じるはずもなく伸びた傍から弾かれた。

 けれど、無情な光景に悔しがる必要はなかった。触手は器用にも四糸乃を咥えたまま口を大きく広げて、士織をも呑み込んだのだから。


「あっ♥」


 間の抜けた声を残して呑み込まれる。士織にできたことは、その程度だった。




「う……く……はッ! よ、四糸乃、だいじょ……ッ!!?♥♥」

「し、士道さん……み、みないで……ください……ッ♥♥」


 目を覚ました士織は、一面が赤く濁った肉の壁に覆われた狭苦しい空間の中で四糸乃を探して視線を動かしたが、その必要がなかったことを目を閉じた彼女の赤面を見て察した。

 触手の口内なのだろう。床はなく、手足を伸ばすように触手に絡め取られている。もちろんお互いに裸のままであるため、触手バイブを付けられた士織の恥ずかしさは一段と大きい。

 だが気がつけば、四糸乃の身体も士織に負けず劣らず恥ずかしいものになっていた。


「ご、ごめんっ♥ で、でも、そ、その身体、どうしたんだ!?♥ なんでそんなことに……♥」

「わかりま……せん……め、目が覚めたら、こんな……ことに……お願い、します♥ こんな汚い身体……み、みないでくださいっ♥」


 生まれたままの裸体は細身で凹凸が薄いものであったはずだ。が、四糸乃の胸は士織の顔より大きく柔らかなバストにサイズアップしていた。わかりやすくいえば、令音より大きい。推定でもMカップは下らないだろう。

 おまけにムダ毛が股間だけでなく腋にも生い茂り、青い毛がジャングルを彷彿とさせるほど飛び出していた。これは確かに四糸乃が汚いと訴えるのも納得だった。


「ん、く……っ♥」


 しかし、士織は四糸乃のデカチチムダ毛の下品な身体を率直に〝エロい〟と感じていた。元来から歪んだ性癖を持っていたのか、それとも触手の中の異様な空気がそう感じさせたのか。どちらにしろ、触手に包まれて粗チンから脱却した士織のペニスは、ここ一番のガチガチ勃起を見せつけていた。


「お、落ち着け四糸乃♥ 大丈夫だ、汚くなんかないよ……♥ まずはここから抜け出さないと……♥」

「う、うぅ……でも、どうしたら……♥」


 天使は通用しなかったし、士織は股間の触手バイブで実質的に戦力外。こうなれば、四糸乃に完全な霊力を取り戻してもらうしか方法がないように思えた。そうして四糸乃を見やると、どうしても彼女のドスケベなロリエロボディが目に入ってチンポが『ぴゅるっ♥』とカウパーを吹き出してしまう。


(さ、最低すぎる……泣いてる四糸乃に、欲情しちまうなんて……っ♥)


 せめてもう少し落ち着いて考えられる状況ならいいのだが、いつどうなるかもわからない触手の体内に裸体で密着寸前の状態だと、まとまるものもまとまらない――――――


(……いや、違うぞ♥ この感じ、さっきもあった……これ、は……♥)

「はぁ、ひゃ……し、士道さん♥ からだが、だんだん……熱くなって、きましたぁ……♥」


 そうだ。思考がまとまらないのは羞恥だけではない。あの湯と同じく、魔力を帯びた体内の影響を二人とも受けてしまっているのだ。

 今にして思えば、湯に浸かってトリップしそうな快感を覚えたことが奇妙に感じる。いくらなんでも異常な快感だった。もしもこの触手が温泉に放たれたDEMの刺客ではなく、触手そのものが温泉の効能を担っていたとしたならば。

 答え合わせは、士織と四糸乃の股間が触手によって思いっきり広げさせられ、男女の性器を突き出し合うような形にさせられたことで定まった。


「ひゃ……は、恥ずかしい、です……やめてぇ……♥」

「っ……四糸乃、腰をズラして避けるんだ!♥ このままだと……っ♥」

「わかり、ました……ん、んん…………だめ、です♥ 力が強くて……うごかせま、せん……っ♥」


 触手は必死に抵抗する二人の身体をミシミシと締め上げ、完全に抵抗できなくした状態で近づけ合う。触手に組み付かれたパイパンチンポが、大陰唇まで覆われた剛毛のオマンコとキスし合うように触れ合う。


「く……や、やめろ、やめてくれっ♥」

「う、うぅ……っ♥」


 開かれた両足が交差した時点でもはや腰を捻って逸らすことはできなくなる。


「よ、四糸乃ぉ♥」

「士道さん……っ♥」


 ちゅ、ぷっ♥♥


「はァん♥♥♥」

「おぉ……ッ♥♥♥」


 性器同士がキスするように触れ合う。だが唇と接触するのとは訳が違った。脳髄が焼けて蕩けるような快感が中枢神経を貫くと、二人は自ら腰を浮かせて突き出した。それによって、士織と四糸乃は奥深くまでチンポとマンコを擦り付け合う。


 ずっぷぅぅぅぅぅぅ♥♥♥


『あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥』


 それは所謂セックス。無垢な少年少女のデートには似つかわしいものではない。生々しい肉欲をぶつけ合う交尾を淫乱化した身体で味わわされ、二人は挿入と同時に果ててしまった。

 触手は尚も二人の身体を揺さぶることで『ぐっちゅ♥ずちゅ♥』と卑猥な結合音を響かせる。意図知れぬ強制セックスで、少女のような見た目の短小包茎ペニスの少年とムダ毛デカチチ美少女は蕩けた声を引きずり出された。


「し、どうさ……だめ♥♥ とま……へんなこえ、でちゃ……ん゛ッお゛ぉぉぉぉ♥♥♥♥」

「はひ、はへ♥♥♥ だめだ♥♥ むりやり、うごかされ、ごめっ♥♥ よしの……で、でるっ、んひぃぃぃぃぃ♥♥♥♥」


 まだ『イク』という感覚を理解しないまま身体を下品で敏感なものに改造された四糸乃が爆乳を揺らしながら野太いオホ声を吐き散らし、士織は彼女の声と身体に反応し続ける早漏短小チンポから精液を吐き出し続ける。

 松葉崩しの体位と触手に補助されたチンポによって、互いの快感は同等の領域に達した。そこへ触手は刺激を加速させるため、尻穴を突き穿って液体を注入した。


『ん゛ほほォ〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥♥』


 弱点のアナルに魔力を帯びた液体、実質的な媚薬を流し込まれた士織と四糸乃は舌を出して顔を蕩けさせ、身体中の至るところから体液という体液を撒き散らす。色欲に染まった二人は、もはや外のことなど忘れて交合う快感に理性を溶かした。


「あはぁぁぁぁん♥♥♥♥ あっ、あ゛ぁぁぁ♥♥♥♥ んあっ♥♥♥ よ、四糸乃の膣内♥♥♥ きもちよさすぎてすぐイクッ♥♥♥♥ しゃせ、しゃ、しゃせぇ♥♥♥♥ でりゅうぅぅぅぅぅぅ♥♥♥♥」

「お゛っお゛っ♥♥♥♥ しゅ……ご……しゅごい゛ぃ♥♥♥♥ しどうさんのおちんちんッ♥♥♥♥ お゛ほ♥♥♥♥ お゛ぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥♥」


 触手に促されずとも腰を動かして淫欲に呑まれた声を上げる。


「四糸乃、よしの、よしのぉ♥♥♥♥ だめぇ♥♥♥ 四糸乃のおまんこ冷たいのに温かくて♥♥♥♥ おれのちんぽじゃたえはれなひッ♥♥♥ うひぃ〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥」

「しどうさん♥♥♥ しどうさん゛ほぉ!?♥♥♥♥ へ、へんなこえ、とまらない、ですっ♥♥♥♥ しどうさんのおちんちんでッ♥♥♥♥ いうお゛!?♥♥♥♥ おっおっおっ♥♥♥♥ お゛ほぉ♥♥♥♥」


 尻穴から注入された媚薬は強烈だった。少しでも動くことを止めようとすると、飢餓にも似た性欲が一気に吹き出す。士織と四糸乃は相当な精神力の持ち主ではあったが、持て余す性欲をコントロールできるほど成熟はしていなかった。

 やがて強すぎる性欲を好意と勘違いしたのか、お互いがお互いにケダモノめいた執着を持ち出す。


「よしのっ、おまんこすき、すきすぎるぅ♥♥♥♥ 四糸乃のおまんこぎん゛もぢい゛い゛〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥ 四糸乃のおまんこすきぃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥♥ さ、さいていしゅぎるのに、おちんぽで四糸乃のおまんこすきになっちゃったぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥」

「わたひもっ、すきですっ♥♥♥♥ しどうさんのお゛ぢん゛ぢん゛♥♥♥♥ だいすぎでずッ♥♥♥♥ お゛ぉッ♥♥♥♥ イ゛ッぢゃいまじだ♥♥♥♥ すき、だいすきィィィィィッ♥♥♥♥♥♥ う゛ほおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっっ♥♥♥♥♥♥」


 二人は誰かの娯楽となるため人としての尊厳を捨て、持てる性欲をお互いに吐き出し合う淫猥な生き物になった。


「四糸乃♥♥♥ イク♥♥♥♥ またイク、イクぅ♥♥♥♥♥ ご、ごめんなしゃいっ♥♥♥ しゃせい♥♥♥♥ 四糸乃のおまんこに、しゃせぇすりゅうぅぅぅぅぅぅ♥♥♥♥♥」

「お゛ぉっ、ん゛お゛ぉぉぉぉぉ……ッ♥♥♥♥♥ わだじ、もッ♥♥♥♥ いく、イキま……すう゛ッ♥♥♥♥ しどうさんとイック……お゛ごほお゛ぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっっ♥♥♥♥♥」


 どびゅどびゅどびゅるるるるるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅ♥♥♥♥


『イ゛グゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッッッ♥♥♥♥♥♥♥』




「……おや。もう終わってしまいましたか。予想より抵抗が少なかったようですね。計算を間違えてしまいましたか」


 まあいいでしょう、と露天風呂にスーツを着て現れた場違いな少女は鼻で笑って計算ミスを許容した。結果は変わらない。目の前で目撃できなかったのは残念だが、映像を記録しておけばDEMの技術でリアリティのある光景を鑑賞できる。


「予測計算のミスは恐らくあなたが原因でしょうね。力を隠そうとすることは予想していましたが、まさかここまでアナルが脆弱だとは。驚きましたよ村雨令音……いいえ、始源の精霊〈デウス〉♥」

「ぁ……ぉ、お゛ぉ〜〜〜〜……ッ♥♥♥♥♥」


 ぶっぶびぶぶぅぅぅぅ♥♥♥ ぢょろろっ、ぢょろろろろろ……ッ♥♥♥


 触手に釣り上げられ、アナルから媚薬を溢れさせながら銀色の剛毛から失禁を逆さに垂れたデカチチに滴らせる白目アヘ顔の精霊。自らが用意した魔導生物に完全敗北したガニ股逆さま素っ裸の無様な精霊の母を少女は楽しげな笑みで眺める。

 視線はすぐ側の二人組みに映る。そちらも少女を微笑ませるに足る光景だった。


「あッ、あぁぁっ♥♥♥♥ で、でるっ、よひの♥♥♥ でりゅ♥♥♥ でるぅ♥♥♥♥ うっ♥♥♥ でりゅうぅぅぅぅ♥♥♥♥♥」

「お゛ほぉぉぉぉぉッ♥♥♥♥♥ んおっおっ♥♥♥♥ ほぉぉぉぉぉ♥♥♥♥♥ し、しどうさんの♥♥♥♥ は……あへぇぇぇぇぇぇ♥♥♥♥♥」


 裸の士織と四糸乃が触手に手を縛られ、床に倒れ込みながら交尾を続けている。魔力に犯されたせいなのか、無尽蔵に出てくる士織の精液が四糸乃の膣内に注がれる。


「幸せそうで何よりです……もっとも、あなたが四糸乃に出した精液はすべて霊力として回収させていただいていますが、ね♥」


 四糸乃のアナルに入り込んだ触手が、出された霊力を根こそぎ吸引している。愛し合う男女のケダモノセックスは、敵の懐を潤わせて精霊を弱体化させる醜悪な仕組みを秘めている。


「ぬぢゅっ♥♥♥ れろっれろっれろっ♥♥ よひの♥ おまんこかひへ……んひっ♥♥ またでりゅ♥♥♥♥ んぢゅ〜〜〜〜っ♥♥♥ ちゅぱぢゅうぅぅぅぅぅ♥♥♥ れろれろッ♥♥♥ れろろッ♥♥♥ よひのしゅきぃ♥♥♥ おまんこだいしゅきぃ……♥♥♥♥」

「ぶちゅっぶちゅっぶぢゅうぅぅぅぅぅぅ♥♥♥ しどうしゃんっ、イッぢゃいますっ♥♥♥ しどうさんすき♥♥♥ しどうさんのおちんちん、だいしゅきぃですぅ〜♥♥♥♥ お゛ッぶちゅッ♥♥♥ ぶぢゅっ♥♥♥ れりょっれりゅうぅぅぅ♥♥♥ ぶぢゅうぅぅぅぅぅ〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥」


 そうとも知らず士織は腰を振って精霊の霊力をひり出し、四糸乃は感嘆のアヘ顔で受け止めた精液を知らぬ間に吸収されていた。

 手を縛られているからと、重なり合って腰を打ち付け合い挙句の果てに美しさや知性をかなぐり捨てた舌絡めのお下品キスアクメをキメる二人へ少女はフッと嘲笑を向けた。


「まあ、事が済んだら今度は好きなだけ交合うといいでしょう。あなた方のお陰で試運転(テスト)は無事に終わりました」


 テストが済めば本格的に施設を稼働させられる――――――次なる獲物の顔を思うかべたエレン・メイザースは、その秘めた逸物がそそり立つ感覚に恍惚とした笑みを浮かべた。


「さあ、レクリエーションの時間です――――――私たちの淫靡な時(デート)を始めましょう♥」





Comments

ありがとうございます!小さな子に剛毛は実に背徳的……今後のエロパークは果たしてどんなものがありますかねぇ。

いかじゅん

触手1本釣りで雑魚アナルがかかりましたね! 四糸乃のロリ体型に似合わない密林もとても興奮しました。 エロテーマパークはロマンの塊だ!

タコよっちゃん


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