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白玉もち
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わたしはサキュバスとキスをした(9話)のお話






雪子フウの修羅場回です。

カラーページ頂きました。単行本作業と並列してカラーページの作業を進めるのは結構しんどかったです。ただ、単行本の表紙や特典イラストでカラーイラストを描く機会が多かったので、色塗りについて少し考えることが多かったです。そのため、光源についてや色の置き方とかを学ぶ機会にはなったと思います。


連載を初めたときから女同士の喧嘩が描きたいと思っていました。この回はそれが形になったモノです。元々喧嘩したあとに仲直りでえっちなことする話みたいの大好きなので、喧嘩を本気でさせてみました。

雪子とフウちゃんの場合、お互いにいい距離感を保ってお互いの怖いトコロに踏み入らないようにしている関係でした。雪子はサキュバスであることを、フウちゃんは自分の気持を、互いに相手に晒すことをせずに現状を維持できればいいというスタンスです。二人の関係は尊いものだと思いますが、現実的にもお話的にも上手くはいかず、どこかで綻んでしまうモノです。この喧嘩はお互いに積もりに積もった想いを吐露して、傷つけてでもお互いの距離を縮めて近寄ろうとするための足がかりの話です。

フウちゃんが雪子をビンタしますが、コレは私が一番描きたかったシーンです。どうしても一発入れたかったのです。暴力は印象に残るのと想いの強さを表しています。雪子の気持ちはお話の中で語っていくつもりですが、これまでのお話でフウちゃんの想いは雪子よりも強く、心の支えとしているのを描いてきたつもりです。


毎回、このマンガをだいおうじっていうゆるふわマンガが集う雑誌に掲載していいのかな?と思っています。私を誘ってくれた編集さんは雑誌の傾向に合わせずに好きにやっていい、と仰ってくれたので自由にやらせてもらっていますが、それでも雑誌の読者層と合っているのか不安に思うことがあります。結果として単行本が売れれば問題無い、ということだと思うので、このまま好き勝手にやろうと思います。


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Comments

物語は分かりやすくするために過剰に演出することが侭あります。今回は喧嘩を本気でしているのが分かるような演出にしてみました。

白玉もち@百合漫画

殴り合う友情……といった端からみるとよくわからんが深いところで絆があるような描写は、 昭和のドラマでは日常茶飯事だったような気がします。 確かKADOKAWAの社長さん辺りが『雑誌は先ず売れんから……』 といった記事を眼にした記憶があるので、それありきでのことなのでしょうね

比留間鷹森


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