11話のお話です。
執筆していた時期は単行本が発売された頃です。売れるか売れないかドキドキしていた時期です。売れないと続刊が無いため、お話をどうするか悩んでいました。
雪子とフウを仲直りさせるために動き出した小学生組。秋はフウを説得しに行きます。チラッとだけ出ていますが、フウちゃんのお家は熱帯魚や金魚を売っているペットショップです。アクアリウム専門店ですね。幼い頃からそういった環境で育ったからサメが好きなのかもしれないです。
なんやかんや秋がフウちゃんを説得します。ここでは自動販売機の前で二人が会話します。小道具があると芝居させやすいです。秋は梅ジュースを買っています。買った飲み物で性格がなんとなく分かると思います。ゴミ箱に捨てるときも入るか入らないかで心情を代弁できると思いました。何気ない所作で感情の機微を伝えたいと心がけています。
二人が公園に戻ってきて、雪子とフウの掛け合いが始まります。ここでの掛け合いはおさらいも兼ねて、二人の気持ちをぶつけ合うシーンです。二人とも自分の悪かったトコロを見つめ直します。このシーンはあとのお話にも関係するのであまり語らないことにします。
喧嘩の論点が広がって広がって大喧嘩になった話なので、収集を付けるにも互いに何を謝って、どう悪かったかを考えさせるのにかなりページ数を割きました。その点、サラソウジュの花の色ではかおりと花奈2.3ページくらいで仲直りさせたのですごい強引だったと思います。強引にじゃなく、丁寧に描きたかったため、ページをめいいっぱい使うことにしました。