綺麗な海が広がる風景。神戸への道はここからはじまります。
実は上野東京ライン、東海道線に乗車しております。
普通は新幹線でしょ、と思ったでしょう?
この遠征は、普通列車だけで神戸を目指そうというものです。
なぜそんなことをやるか?
費用を抑えるため。確かにそれはあります。しかしおまけ効果です。
楽しいから、ただそれだけです。
熱海に到着し、管轄が東海になります。
いわゆる、静岡ロングシート地獄の入口です。
一体どんな車両が来るのか、……
なにやらオレンジの物体が……
セントラルライナーが来ました!乗り換えで混雑していますが、座れない程度ではありません。
※乗り換え時間がわずかでしたため、車内の写真しかありません。
このまま快適な転換クロスで静岡を通過できる……そう思った時期もありました。
ところがそう上手くはいかないもの。
この車両、沼津で終点でした。
車外に出てみると、格差がひどいです。
手前はクロスシートで後ろはトイレなしロングシート。
乗り換え…。
211トイレなし。
ロングシート地獄確定しました。
とはいえ、座りすぎは痛みの元になることを18切符旅で経験しているので、ここは立ったままで行きましょう。
富士に近づいてきますと、まもなく富士山が見えます。
今は2月、降雪により真っ白です。
静岡に到着。
10分ほどの停車時間がとられていますので、外の空気を吸いに一度降ります。
前面を見てみると塗装がだいぶ剥げてます。
おや、反対側から何か近づいてきましたね。
そう、前に2両増結するのです。
みんな大好き連結作業、数人のギャラリーがおりました。
前の方に乗り移ります。こっちの座席の方が柔らかいのでお絵かきには最適です。
ちょうどraytrekのタブレットがあるので、これでskebを進めるとします。
静岡でかなり降車したので、車内は5人しかいません。
しかしはまmに近づいていくうちに立席が出るほど混雑。
しかし浜松でほとんど下車、再び閑散とした車内に戻ります。
ここからは浜名湖を通り、終点豊橋まで走行します。
浜松ー豊橋は、静岡と大垣の車両が運用されており、今回はロングシートの静岡車です。クロスシートなら浜名湖を撮影できましたが…。
終点、豊橋に到着。
静岡車の運転はここまでとなります。
引き続き下り方面の乗り換えをするわけですが、
「特別快速」大垣行きがあります。
これがすぐ発車であり、しかも反対側のホームでした。
スーツケースという重量物をもっている今、階段をダッシュするのは現実的ではありません。諦めます。
しかし、後続の米原行き新快速があります。
ダイヤ上、特別快速で早く大垣に着いたとしても、結局米原行きに乗ることになるのです。
すなわち、この新快速に乗れれば十分です。急ぐ必要はありません。
待つこと10分あまり、やって参りました、米原行き。
なんだ、同じ車両じゃないかと思うかもしれません。
しかし静岡車と違い、快適なクロスシートになっております。
首都圏でのQ-Seatのような座席なのに、追加料金なしで利用できるのです。
それは並走している名鉄との競合のため、サービスを良くしているのです。
ちなみにこの窓、両端2つの小さいのは540 mm, 中間3つの大窓は790 mmの幅がありました。形式図には載ってなかったため、今回測定してみた結果です。
さらに、モーターの唸りも大きいです。
やはり名鉄と対抗するため、120km/hで爆走してくれます。
この速度で走る首都圏の特急列車もそうないのではないでしょうか。
特急列車といっても過言ではないでしょう。
観覧車が現れ、海も見えるようになります。
まもなく蒲郡。
新幹線が見えてきたら愛知県最大の都市、名古屋に到着。
しかし名古屋は30秒たらずで発車してしまいました。
ここから新幹線と分かれ、名鉄と並走します。
尾張一宮へ到着です。もうすっかり暗くなりました。
そして岐阜、西岐阜、穂積と快速運転をした後、大垣に着きました。
120kmを2時間で走り抜ける、東海の本気を見た区間です。
ムーンライトながらがあったころは、ここまで185が運行されており、大垣ダッシュという伝説を生み出したものでした。当然、この区間の普通列車は18切符erに利用されないため、今一つ話題に上がっていないと感じております。しかし、表定速度85km/hの普通列車の実力はぜひとも実感して頂きたいものです。
なお、先を走った特別快速は豊橋ゆきになっていました。
次は垂井……の他、下段に荒尾というのが分岐しています。実はどちらも東海道線なのです。今回進むのは上段の「たるい」です。では、下段はというと、これは支線で、美濃赤坂線と称されております。ちょうど、和田岬線のようなものです。かつて、こちらの方向で東海道線を建設していました。しかし、地形が険しく、あえなく断念。方向を変えて垂井峠に線路を敷直し、現在の形になったという歴史があります。
この支線の先には、西濃鉄道という貨物専用の鉄道が続いています。そこからは石灰石が運び出され、名古屋の製鉄所に送られています。石灰は製鉄に重要な材料なため、この支線はなくなることはないでしょう。
大垣を出るといよいよ乗客が少なくなり、無人駅の区間に入りました。
雨も降り出し、傘がないことに不安を覚えます。
関ヶ原……家康の大河ドラマが浮かびます。
地理歴史を勉強したことはありますが、関ヶ原の位置を正確に把握したのはこの駅を通ったときでした。
神戸かわさき7の帰り、普通列車ではどんな景色なんだろうと興味本位で通ってみたら、「次は、せきがはら」と言うではありませんか。そこで、「へぇ、関ヶ原ってここにあるんだ」と納得することができたのです。
やはり、地理的なものは、勉強だけではダメで、実際にそこへ行ってみないと身に付きませんね。
醒ヶ井。さめがいと読みます。初見では読み方が全くわからない難読地名です。そして東海最後の駅になります。
米原に到着し、JR西日本に変わりました。隣では新快速が待っていますが、これには乗りません。
実は食料品がなく、駅前の店で買い出ししておかねばなりません。明日の朝は早く出る関係で朝食なしプランにしているので、夕と朝を用意します。
途中下車してみたところ、雨は止んでいて安心です。
しかし、米原は大ターミナルであるのもかかわらず、東横イン以外に目立った高層ビルがなく、発展していない印象でした。
再びホームに戻り、前泊地に向かいます。
「上郡」は聞きなれないですが、岡山県の一歩手前の駅です。おそろしくロングランな各駅停車です。
途中、織田信長を思わせる駅名が表示されて面白いです。城は全焼してしまいましたね。
近江八幡駅で下車。およそ10時間の旅でした。
宿は駅から離れていて、こんなところ(街灯がなくて真っ暗。水田が広がっている)。
なぜ滋賀県に前泊するかというと、京阪神の宿が高額だからです。加えて、新快速が停車するので、京阪神へ乗り換えなしで移動できるためでもあります。2時間ほど早起きする必要がありますが、合理的ではないでしょうか。
神戸かわさきなどで宿が取れないときは、滋賀県内を検討してみるのも良いかもしれません。
本日はここまでです。
次はイベント当日の様子を書いていきますのでお待ちください。