かつてガウラが仲間の助けを受け、かろうじて倒すことができたモンスターが銀河の端で復活した。ガウラはその強敵の気配を感じ取る。
(まさか…やつが復活しただと…)
仲間がいなければガウラでさえも敗北していただろう強敵。
(しかし、私もあれから自分を鍛えなおした)
(今度こそは完全に倒しきる…!)
拳を握りしめ自らが万全であることを確かめ、銀河の彼方の強敵を見据えるガウラ。
銀河の端の惑星で激しい戦闘が響き渡る。
復活したかつての強敵にガウラは果敢に立ち向かっている。
ガウラのパンチは周りへの影響を考慮しない全力であれば、隕石をも砕く威力をもっている。しかし、そんなガウラの拳もモンスターの表皮の装甲に弾かれてしまう。
(ぐ…私の攻撃が通じない…)
強くなったのはガウラだけではなかった。
復活したモンスターは、パワーやスピード、防御力までもガウラを上回る進化を遂げていた。
そんな強敵から繰り出される拳は、ガウラの鍛え抜かれた感覚でなんとか避けているが、ガウラの背後にある鉱物の山をいとも容易く粉砕する威力だった。その鉱物は天然のものでは上位に位置する硬度を有している。
(あれを受けたらひとたまりもないな…)
背後で粉々になった鉱物の山をみて冷や汗を流し、警戒心を強めるガウラ。
(しかし長期戦は不利だ…)
(必殺技で一気に攻める…)
敵の凶悪な攻撃を警戒しつつも攻撃を捉えきれず感覚で避けている状態だ。このまま長期戦は不利だと判断したガウラは、エナジーで強化した必殺パンチを何度も叩き込む。
「はあああああああああっ!!」
ガンガンガンと敵の装甲を打ち付ける衝撃音とガウラの気合の声が響き渡る。
(弾かれない…!このまま押し切る!)
先ほどよりも手ごたえを感じ力を緩めずに連続攻撃を続ける。
しかし、ガウラの攻撃が止んだ後も傷一つなく健在の敵。
「はぁ…はぁ…」
「そんな…これでもだめなのか…」
全力の攻撃を何度も放ったガウラは疲労困憊で肩で息をしている。そんなガウラの隙を敵は見逃さなかった。
(しまった…!!)
次の瞬間、ガウラの無防備な腹部にモンスターの拳が深くめり込む。
『ドゴォッ!!』
「お゛がッ!!」
爆音と衝撃派で周りの地面が揺れ山が砕ける。
ガウラの鍛え抜かれた強靭な腹筋であろうと防ぎきれない衝撃を受け悶絶する。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」
膝をついて崩れ落ち、そのまま倒れ込んで腹を押さえ絶叫とともにのた打ち回るガウラ。間違いなく体内の機関は凶悪な一撃で破壊されただろう。痛みと苦しみに激しく痙攣し悶え、口からはエナジーを吐き散らかす。
「お゛ぁッ、おえぇッ!!」
苦痛で呼吸もエナジー操作もままならない。体内のエナジーの回路が潰されてしまっているのかもしれない。本来なら回復や苦痛の緩和にも使える能力だが、それも使い物にならなくなっている。
足元で無様にのた打ち回るガウラに追撃を与えずに見下ろすモンスター。一撃が決定打になったことを理解しているのだろう。
(立たなくては…)
(立って戦わなくては…)
そのままガウラは何度も逆流したエナジーを吐きながら悶え、身体を起こそうともするが崩れ落ちを繰り返す。
それを見ていたモンスターは、ガウラの髪を掴むと無理やり起き上がらせる。
「あ…ぁ…」
人形を掴み上げるように起き上がらされたガウラは手足の力はなく、だらんと垂れ下がっている。
しかし、ガウラは苦しみながらも相手を睨み返す。
まだ闘志は失ってはいない。
(まだだ…負けるものか…)
はやみやゆう
2024-10-24 16:11:08 +0000 UTCはやみやゆう
2024-10-24 16:06:16 +0000 UTCはやみやゆう
2024-10-24 16:04:38 +0000 UTCはやみやゆう
2024-10-24 16:02:58 +0000 UTCはやみやゆう
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2024-10-24 10:12:23 +0000 UTCうわらば
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2024-10-21 13:12:06 +0000 UTC