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茶柱たべたべ
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【支援者限定版】チケットシリーズ④

 ウイニングチケットがトレーナー室に入ると、案の定トレーナーがいた。  ドアの開く音に反応して、彼の眼がこちらを向く。心の準備など何もしていない、ちょっと気の抜けた瞳。  その視線が、熱くなった。 (あっ♡ 見たな?♡ アタシのおっぱい見たな~?♡)  チケットは自分の120センチ越えの爆乳に、発射寸前の精液のような温度の視線を当てられ、ぐつぐつと腰が煮えるのを感じた。  残念なことに、トレーナーはすぐに顔を赤くして目を逸らしたが、チケットの乳腺にはまだ熱が残っていた。  彼女は、ニマァ♡ と笑った。 (トレーナーさん、逸らすの遅いよ♡ 女の子のおっぱいを一秒以上ガン見するなんてさ♡ でも、仕方ないよね?♡ Mカップ越えの爆乳が、クーラーボックスの紐でえっぐいパイスラ作っちゃってるんだもん♡ おっぱい星人で彼女もいない童貞のトレーナーさんには、刺激が強すぎるもんね♡)  いやらしい笑みを浮かべつつ、チケットは右から左に袈裟懸けになったクーラーボックスへと、身を捩る。  その際に、少しだけ前屈みになる。  巨大な乳袋がズシィ……♡ とブラジャーにのしかかり、床目掛けて釣り鐘状になる。  チケットは、クーラーボックスの方だけ見た。トレーナーのことなど、少しも見ていないかのように。  何も気づいていないような顔で、極上の餌を彼の前にぶら下げる。  胸を、見せびらかす。 (へへっ♡ また見てる♡ トレーナーさん、重ぉいおっぱいに釘付けになってる♡ 駄目なんだよ?♡ いくらアタシがそっち見てないからって、チラチラとエッチな目向けてくるの♡ ウマ娘にはバレバレなんだから♡ パンツの中でゆっくり皮が剥けてる音とか、つんと鼻に届く先っぽの匂いとかでさぁ♡)  チロリと舌なめずりをして、それから涼しい顔を作り、クーラーボックスから銀のプリンカップを取り出した。 「トレーナーさん! 今日は牛乳プリン持ってきたよ!」  満面の笑みでそう伝えると、トレーナーは喜びと若干の焦りを浮かべた。  もしもチケットが、先ほどタキオンに呼び止められていなければ、その表情の真意が分からなかっただろう。  そして真意が分かる今、彼女は想い人のその顔に対して、この上ない興奮を覚えていた。  口内に溢れる涎を飲み込み、問う。 「そういえば、この前のプリンはどうだった? 美味しかった?」  トレーナーは複雑な笑みを浮かべながら、頷いた。  チケットはブラジャーの中で、先端が尖っていくのを感じた。  天真爛漫な表情を作り、ニコッと笑う。 「良かったー! トレーナーさんのことを思って、一生懸命作ったんだ! 栄養もたっぷりなんだよ! いつも元気でいて欲しいからね!」  栄養たっぷり。  元気。  その言葉に、トレーナーの耳たぶが少しだけ赤くなるのを、チケットは見逃さなかった。  乳房に気持ちいいのが溜まっていく。    甘くて濃厚な、プリンの原料。  ゴクッと喉を鳴らす。尻尾の付け根がキュンキュンする。  燃えるような赤い瞳を、淫靡に細める。 (えへへ♡ 今度、目の前で作ってあげよっか?♡ トレーナーさんの家のキッチンでさあ♡ 卵の入ったボールの前で、十キロ越えの爆乳ブリュンッて出して♡ ビンッビンに勃起したピンク色の乳首、シコシコするところ見せつけて♡ 『あっ♡ あっ♡ 出るー♡ 出る出るー♡』って甘えた声でトレーナーさんのおちんちんイライラさせながら、どろっどろの母乳ビチャビチャッて♡ すっごく甘いから、砂糖も要らないんだよ?♡ 完成したら、アタシが『あーん♡』って食べさせてあげる♡ ……食べたら、どうなっちゃうんだろうね?♡)  チケットはチラチラとトレーナーの股間を見た。  少しだけ、良い匂いがする。  パイスラで誘惑され、可愛く反応した時に漏れたカウパーの香りだろう。  でも、もっと濃い匂いが嗅ぎたかった。  今まで、トレーナーからは先走り汁の臭いしか引き出せなかった。  朝、夢精の残り香をご馳走してくれることもあったが、既にシャワーで種汁を洗い流しているためか、薄い芳香しか味わえなかった。  だから、少し不満なのだ。  この人が自分と赤ちゃん作る時の匂いを、生で強く感じたい。    そのために。 「今日も美味しく作れたと思うんだ! この前と違って、卵も入れてないからさ! ……ミルクの味がもっと濃いよ。……早速食べてよ!」  ズイッと、銀色のプリンカップを突き出す。  サランラップの蓋から、白いプリン生地がテラテラと光っている。  母乳にゼラチンを溶かしただけのスイーツ。     これを食べれば、トレーナーは絶対に勃起してしまうだろう。   (食べろ♡ アタシの母乳プリン、アタシの目の前で食べろ♡ 食べたら、気持ちいいよ♡ タキオン印のエッチな薬が作用した危ない母乳だもん♡ どーなるかなぁ?♡ おちんちんビンビンになって、白いの漏らしちゃうかなぁ?♡ 女の子ミルクに負けて、男の子ミルクぴゅーってしちゃうのかなぁ?♡ ……あ♡ またアタシのパイスラ見たな?♡ バレてるぞー♡ 観念しろー♡)  現在のチケットの体液には、アグネスタキオンがくれた薬と同じ成分が入っている。  主な効果は疲労回復。  副作用に、性感帯の活性化。  チケットの一番の性感帯は、乳房だ。だから、その薬を飲んで活性化された胸は、孕んだかのように膨らみ、大量の乳を噴いた。  もちろん、そうして溢れた母乳にも、タキオンの薬成分は混ざっている。  それを飲めば、トレーナーはどうなるか。  新鮮で濃厚で熱々の精液を、ドクドク漏らしてしまうに決まっている。    ブラジャーの中で、乳首がどんどん勃起していく。  ピュッ♡ (あ゛♡ やばっ♡ 期待しすぎて、おっぱい漏れちゃった♡)  ザーメンのようにドロドロしたミルクが、特大ブラジャーの下に仕込んだ母乳パッドに吸い込まれて、グチュグチュと音を立てている。  しかし、ミルクの漏れる音にも臭いにも、トレーナーは気付かない。何故なら、彼は人間だからだ。聴覚も嗅覚も視力も腕力も、ウマ娘に遠く及ばない。  自分に勝っているのは年齢と体格だけ。守ってあげないと食べられちゃうような弱いオス。  ビュッ♡ ビュブッ♡ (っ~~~♡ やばいよぉ♡ どんどん母乳溢れてくる♡ おっぱいがトレーナーさんに悪戯したがってる♡ どうしよう、このままじゃレイプしちゃうよぉ♡)  理性がどんどん獣欲に支配されていく。  今まで辛うじて押さえつけていた繁殖欲求が、愛しの人目掛けてモリモリ湧いてくるのが分かる。  交尾したい。  目の前の雄を乱暴なセックスでパパにしてやりたい。  日に日に大きくなるお腹で、彼の人生を支配して独占してやりたい。  普段なら自重するような独りよがりな妄想が、まるで天啓のように頭の中を照らす。  これしかない。  名案だ。  やろう。  ヤろう。  トレーナーが牛乳プリンを食べて、パパになる準備を終わらせた瞬間に、犯してやろう。 (う~♡ 駄目駄目♡ アタシを支えてくれたトレーナーさんに酷いことするなんて駄目だよぉ♡ いくらトレーナーさんがアタシのおっぱいプリン食べて勃起しても、それは求愛行動じゃないんだから♡ おちんちんが逆レイプ望んでる訳じゃないんだから♡)  チケットはあくまで、快活に笑っていた。  その手にあるプリンカップを、トレーナーが受け取るのを待ちながら。  早く食べろ。  早く勃たせろ。  そんな言葉が口をついて出ないよう、できる限り我慢しながら。  なのに。  トレーナーは、プリンを食べるのを断った。 (……は?)  チケットの眼に、昏い焔が灯った。  それは肉を取り上げられた飢えた犬を思わせた。  今すぐにでも奪い返そうとする獰猛な眼光。    乳腺でのたうち回る淫熱が、脳味噌の方にまで上ってくるのを感じながら、チケットは出来るだけ冷静に言った。 「えー? どうして?」 (警戒してるの? トレーナーさん) 「お腹空いてないの?」 (アタシの前でおちんちん大きくするのが怖いのかな?) 「大丈夫だよ。甘いものは別腹だってマックイーンも言ってたよ?」 (酷いことはしないよー。優しくしてあげる) 「これぐらいツルンッて入っちゃうよ」 (トレーナーさん、おっぱい好きでしょ? 好きなだけ揉んでいいよー。アタシのおっぱいは、全部トレーナーさんのものなんだから) 「甘くて、美味しくて、元気いっぱいになるよ」 (母乳も沢山飲ませてあげる。飲めば飲むほどおちんちんビンビンになるよ。だからさ、シようよ。ヤろうよ) 「ね? 食べてよ」 (ヤらせろヤらせろヤらせろヤらせろヤらせろヤらせろヤらせろヤらせろヤらせろヤらせろヤらせろヤらせろ)  乳首の勃起がどんどん強くなる。乳腺で凝った粘着質な母乳が、ドロドロと波打って溢れてくるのが分かる。  ブラジャーが重くなっていく。内側に張り付いた母乳パッドが、ミルクの吸い過ぎて質量を増している。  いつも通りの快活な笑顔を心掛ける。  しかし、ルビーの瞳から眼光が漏れ出るのは防げなかった。どんどん、強まっていく。  性欲が、膨らみ続ける。  はち切れそうになる。  あと、十秒。  五秒。  三秒。  そして、一歩。彼の方に、踏み出そうとした時。  トレーナーは、言い訳をした。  家で牛乳プリンを食べる、言い訳。  それはきっと、この場で食べないことの方便だろうと思った。    胸に、粘着質な闇が生じるのを感じて。  でも、チケットは我慢した。 (家の中で、食べるんだもんね。捨てるんじゃないもんね。だったら……この前みたいな猿オナ、また見せてくれるかも♡)  チケットは彼が三回連続で射精した金曜日の夜のことを思い出した。  そして睡眠中、三発も夢精したことを思い出した。  彼のペニスから太くて白い放物線が噴き出る瞬間を、部屋に仕掛けた高性能カメラが湯気まで撮っていたのを思い出した。 (あれは良かったなぁ♡ 録画されてるのを見ながら、夢中で乳首シコっちゃったもん♡ 濃厚な母乳がブビュブビュ出ちゃって、後片付け大変だったんだよ♡ ……オカズが増えるのは、アタシとしても嬉しいし……良いよ♡ 牛乳プリンについては、許してあげるね♡)  チケットは快活に笑った。   「じゃあ、明日また感想聞かせてね! 絶対絶対、ぜーったいだからね! トレーナーさん!」 (その代わり、明日はおちんちんに付いたザーメン洗わず来てね♡ トレーナーさん♡)  そんなことを思う。    でも。  まだ、諦めた訳ではなかった。    チケットはニコニコしながら、ポケットからブラックコーヒーを取り出した。  彼の目の前で、その殆どを飲み干す。 (うー、苦い。ハヤヒデとかタイシンがたまに飲んでるの見るけど、そんなに美味しいかなぁコレ? ……よし、これぐらい残せば大丈夫かな)  黒い液体が五分の一ほど残るペットボトルを、机の上に置く。  それから、トレーナーに言う。  今日のトレーニング後のマッサージは、少し長めにしてほしい。  彼は少し、困った顔をした。  その視線が、自分の乳房に吸い込まれるのを感じて、チケットは胎に熱を覚える。 (うんうん♡ そうだよねぇ♡ トレーナーさんはおっぱい星人だから、困っちゃうよね♡ スペンス乳腺は知らなくても、こんなにおっきい胸の女の子、AVにもエロ漫画にもいないことは知ってるもんね♡ そんな女の子の脇とおっぱいの境目をナデナデするなんて、もう辛抱たまんないよね♡ 触りたいよね♡ 揉みたいよね♡ でもトレーナーとして、その一線は越えられないんだよね♡)  ブジュブジュと母乳パッドが重くなる。甘い匂いが昇ってくる。まだウマ娘の鼻でしか分からない、微かな匂い。 (大丈夫だよトレーナーさん♡ 今日はマッサージ断ってもいいよ♡ ……もっと良いコト、してもらうからさ♡)  心の中でほくそ笑む。  それでも、表面上はシュンとした顔を作り、彼の罪悪感を煽った。  これで盤石だ。  彼はきっと、いつも以上に自分のお願いを聞いてくれるだろう。  爆乳の誘惑と戦いながらのマッサージとか、陰茎を刺激する媚薬プリンとか、そういう危ないことを除くあらゆるお願いを。  例えば——。  そんな風に、幸せな妄想が脳味噌を浸した時だった。 「すみません。トレーナーさん、いらっしゃいますか?」  チケットは一瞬、自分の黒鹿毛が全て逆立つのを感じた。  それほどまでに、部屋に響いた女の声が嫌いだった。  真っ黒い業火を胸に隠し、そちらを見た。  声の主が立っていた。  毒々しい緑色の服を纏った、駿川たづなが立っていた。  彼女は一瞬、こちらに目を向けると、トレーナーに困ったような視線を送った。 「もしかして、今日はいつもより早くトレーニングを?」  むかつく。  イライラする。  さっきまでの昂ぶりが、嘘のように凪いでいく。  淫欲が全て、憤怒と憎悪に置き換わってしまったような。  チケットは、たづなが嫌いだった。  最初からではない。トレセン学園に入学し、トレーナーに恋をするまで、彼女のことは善人だと思っていた。  いや、善人か否かで言えば、今だって十分に善人なのだろう。  でも、嫌いだ。大嫌いだ。  トレーナーが、この女に惚れているから。  長い間一緒にいれば、分かるのだ。彼がどんな目で、たづなを見ているのか。  トレーナーはよく、彼女と映画を観にいっていた。  随分と、浮かれた調子で。  無論、一線は越えていない様子だった。匂いを嗅げば分かる。彼からたづなの雌が漂ってくることは皆無だった。  でも、気にくわない。  トレーナーは自分と専属契約を結んでいる身だ。一緒に、数々の苦難を乗り越えてきたパートナーだ。  そんな彼の心を、外部の人間が掠め取っている。  心底、気にくわなかった。  だから、あの日も耳かきに行ったのだ。  次の日、たづなと映画を見に行くトレーナーに膝枕をした。  ノーブラの乳房を服越しに擦りつけた。  眠ってしまった彼と密着しながら、自慰をした。  濃い雌の匂いをしみ込ませた。  その上で、自分の乳肉の感触や匂いを彼の無意識に刻み込み、夢精させた。  翌日、たづなと会った彼からは、チケットの雌の匂いと、彼自身が放った雄の匂いが漂っているはずだった。  それで、あの女を牽制しようとした。  たづなを動揺させ、彼との関係に亀裂を入れようとした。  でも、結局上手くはいかなかったらしい。  トレーナーは彼女と普通に映画を楽しみ、普通にご飯を食べ、普通に別れたようだ。  関係性は依然変わらず、今でも二人はよく映画に行くらしい。  チケットは、吐き気がするほど気にくわなかった。  自身の策が上手くいかなったことについて、ではない。  あんなことがあったにもかかわらず、たづながこちらに敵意を向けてこないことがだ。  バレていない訳はない。  バレた上で、敵意を向けてこないのだ。    相手にされていないのだ、自分は。  その苛立ちのせいだろう。チケットの中のトレーナーに対する思いが、どんどん凶暴になっていったのは。  駿川たづなは、自分にはない色気がある。大人の女の色香がある。  焦った。  焦って、でもその焦燥を上手く消化できなくて、ひたすら自慰に溺れた。  でも、今は。 「んー? どうしたの、たづなさん。アタシのトレーナーさんに、何か用?」  余裕たっぷりに言う。  彼が『自分の』トレーナーであることを強調しつつ、敵意の欠片もない笑顔を向ける。  悔しがれ。  アタシは、お前なんか相手にしてないんだ。 「いえ、大丈夫です。急ぎの用事ではありませんから。トレーナーさんがこの業務を終えた頃に、またお伺いしますね」  それなのに、たづなは飄々と言った。  他の生徒たちにするように、彼女はチケットに対して、穏やかな笑みを向けてきた。  それだけでも、腹が立った。でも、それ以上に。 (……へー。『業務』か。トレーナーさんがアタシと一緒にいるのは、ただの業務って言いたいのかな)  ズキン。  ズキン。  こめかみが痛む。  ウマ娘の強靭な心臓から送り出される、瀑布のような血流が、黒髪で隠れた部分に青筋を浮き上がらせる。  ふざけるな。  アタシはトレーナーさんの愛バなんだ。  お前みたいなただの同僚とは、過ごしてきた時間の濃さが違うんだ。  たづなの言葉に、悪意は感じられない。特に何の意図もなく、『業務』という表現を使ったのだろう。そんな穏やかな口調だった。  だからこそ、今の台詞に乱されている自分が、情けなかった。まるで、幻の悪意に翻弄されているような。  笑みを描く唇の奥で、ギリィ……と歯噛みするチケットに気付くことなく、トレーナーはたづなと話していた。  彼女いわく、外で伝えたいことがあるとのことだった。  トレーナーは、こちらに縋るような目を向けてきた。  今から、たづなと話してきていいか、ということなのだろう。 (駄目)  胸に湧いた言葉を、しかし、噛み潰す。代わりに、笑って許した。  この女に、悟られたくない。  そんな気持ちが一つ。  そして、もう一つが。 (……良いよ。最後にトレーナーさんを食べるのは、アタシだから)  チケットは、トレーナーがたづなと一緒に出ていくのを見送った。  部屋には、彼女一人が残った。  もう、我慢できなかった。  乱暴に、服をたくし上げた。  ブルンッッ!♡  突きたての餅のように、柔らかくて、重たい乳肉が零れた。  健康的な白くて瑞々しい肌を、どっしりと分厚い水色のブラジャーが支えている。  親友のビワハヤヒデや、後輩のメイショウドトウのものを優に超すボリュームのブラを、圧倒的な爆乳が押し広げる。  ロケット型の乳肉がタプタプとはみ出て、ブラの外周の上乳や横乳や下乳を膨らませている。  一呼吸おいて、チケットはブラジャーの留め金をゆっくり外した。  ダッッッポンッ!!♡  まるで乳房が更に一回り膨らんだようだった。  自由になった爆乳は思う存分波打ち、大人しくなる。  脇腹の上半分を余裕で隠し、後ろ姿から裏乳が溢れるほど立派な乳肉が、ドッシリと佇む。  チケットの掌には余るほど大きな乳輪が、余すことなく大気に晒される。  濃厚なピンク色の乳首は、赤子の陰茎サイズにまで固くなっていた。でも、勃起力は大人のペニスと変わらない。  先端から糸を引いて垂れる母乳は、精通直後のザーメンを思わせた。 「フーッ♡ フーッ♡」  今すぐにでも揉みしだき、母乳をまき散らしてトレーナー室にマーキングしたくなる衝動を抑え、チケットはペットボトルを右手に持った。  その飲み口に、右の乳首を挿入する。  勃起が強すぎるあまり、先端の太さがペットボトルの飲み口の幅に近くなっており、挿入時に何度か擦ってしまう。 「お゛っ!?♡」  その快感だけで、底の方に溜まるぐらいの量を射乳した。  コーヒーの黒が、あっという間に白く汚されていく。 「くふーっ♡ くふーっ♡ ……駄目♡ トレーナー室汚したら、バレちゃうから♡」  自分に言い聞かせるように呟く。そのまま、チケットは自分の左乳房を持ち上げた。五キロを超す重量だったが、ウマ娘の腕力なら造作もない。  掌が沈み込み、プルプルと震える。先端からトロトロと白濁液が漏れる。 「……あむ♡」  自分の乳首を、チケットはしゃぶった。超ド級の爆乳だからこそできる芸当だった。  瞬間。  ブピュッ♡ 「んぶっ♡」  口の中に、甘い味がブワッと広がる。温かくて濃厚なミルク。発達した乳腺の中で、丹念に丹念に作り上げられたドロドロの母乳。 「じゅぱっ♡ かみかみ♡ れろぉ♡ ころころ♡ じゅぽっ!♡ ずろろっ!♡ もぐっ!♡ じゅぶぶぶぶっ!!♡♡」  吸って、転がして、噛む。その度にグミみたいな食感の乳首が変形し、止めどない快楽と共に、勢いよくミルクの束を噴き出す。頬や舌、上顎や扁桃腺に、甘ったるい水圧を感じて、くすぐったい。  そんな左胸への愛撫に反応するように、ペットボトルに押込められた乳首もブビュブビュ白いのを吐き出す。まるで蛇口でも捻ったかのように、物凄い勢いで500ミリのペットボトルがミルクで占領されていく。 「んっ♡ ……ちゅぅううううううううっっ♡ ……っ……っ……ちゅぽんっ♡」  乳腺にこびりつくようなバキューム音を響かせて、チケットはようやく唇を離した。ギンギンに勃起した乳首が、彼女の唾液でテラテラと光り、まるで桃色の触手のようだった。  右の乳首も舐めて綺麗にし、いそいそとブラジャーを付け直した。床に零れた母乳をハンカチで拭く。 (臭くなる前に、石鹸で洗おっと)  室内の洗面台へ近付こうとした時、ドアの開く音が聞こえた。 (あ♡ トレーナーさんだ♡) 「トレーナーさん、お帰り!」  ハンカチをポケットにしまい、そちらを見る。 (…………は?)  チケットは一瞬、自分の瞳孔が開くのを感じた。  嫌な臭いのする緑のマフラーが、トレーナーの首に巻かれていた。 「どうしたの、そのマフラー」  できるだけ怖くならないよう、努めて穏やかな声で聴く。  すると、トレーナーは嬉しそうに話してくれた。  たづながマフラーをくれたこと。  それだけに飽き足らず、日曜日に映画に行く約束をしたこと。 (へー。……また土曜日、トレーナーさんのおうちにお邪魔しなくちゃいけないね)  ごうごうと燃えさかる焔を胸に秘めつつ、チケットはトレーナーに言った。 「ああ、そう。トレーナーさんがそう言うなら、アタシも別に構わないけどさ。……でも、たづなさんも結構お茶目だね! そこまで寒くない秋にマフラーを寄越してくるのもだけどさ! いつもアタシのために頑張ってて、日曜日は家で寝てたいだろうトレーナーさんを、映画に付き合わせるんだもん! すっごいお茶目! 可愛い人だね、たづなさん!」  気付け。  あの女は、トレーナーさんに似合わない。  互いに、もっといい人がいる。  少なくとも、トレーナーさんにはアタシの方が似合ってる。  そんな思いを、言葉の節々に含ませた。  それなのに、トレーナーは嬉しそうに笑うだけ。皮肉も通じないらしい。恋は盲目と言うことか。  心の隅々まで、暗雲が立ち込めようとしたその時。 (あ。……やっと気付いた♡)  チケットは見逃さなかった。  トレーナーの鼻がひくつく、その瞬間を。 (そうだよねえ。部屋中に、あまーい匂いがこもってるもんね。アタシの肌もしっとりしてるし……へへ♡)  チケットは心に圧し掛かった暗雲を焼き払うように、体を火照らせた。  そして、出来るだけいつも通りの口調で、言い訳をした。   「ちょっと、飲み物買いに行ってたんだ。少し離れたところまでダッシュしたから、そのせいかもね。汗」  そして、ニコニコと笑いながら、彼にペットボトルを差し出す。 「飲んでよ。あったかいうちに」  乳腺の熱さがそのまま移ったような、生温かい母乳入りのペットボトルを、手渡す。  トレーナーは何の警戒も抱かず、ペットボトルの蓋を開けた。  発情したメスの匂いが、湯気と共に這い出てくる。  もしもこの場にたづながいれば、絶対にトレーナーからボトルを取り上げるであろう、いやらしい匂い。  でも、たづなはいない。  ここには、アタシとトレーナーさんしかいない。 「ほら、早く♡ 早く飲んで、トレーナーさん♡ 早く♡ 早く♡ 全部♡ 全部♡ グイってさぁ♡」  急かしてしまう。  待ち遠しかった。彼が、母乳を飲むのを見たかった。ゼラチンや卵なんかで誤魔化していない、濃厚なミルク。  先週までの自慰が、おままごとに感じるような快楽が、背筋を走り抜けていく。  汗を飲ませる? 馬鹿みたいだ。 (あ♡ アタシのおっぱいの中で温められたミルクが、トレーナーさんの口に♡ うぅうう♡ 最高だよぉ♡)  先程までの不機嫌が、嘘みたいに消えていく。代わりに、優越感が胸を満たしていく。  マフラーが何だ。  映画デートが何だ。 (アタシは、もっとスゴイこと、トレーナーさんにしてるんだ♡ ……もっともっとスゴイこと、トレーナーさんとするんだ♡)  チケットはトレーナーの喉仏が動くのを、ウットリと見つめた。  愛しい人の食道を、胃袋を、自分の母乳が温めながら濡らしていくのを、想像する。  とても幸せで、むらついた。  涎が出そうになるのを我慢しながら、どんどん減っていくペットボトルの中身を見る。  ネットリとした母乳がへばりつき、白く濁った透明な容器。  三分の一ほど体内に取り込んだところで、トレーナーがキャップを閉めた。  彼がミルクの感想を言うたびに、チケットは軽く絶頂した。  でも、まだ足りない。 (もっと飲まなきゃ、元気でないよ? トレーナーさん♡)  チケットは下腹部が唸るのを感じながら、にこやかに言った。   「……ほら、まだ沢山残ってるよ♡ トレーナーさん、全部飲めるかなぁ?♡ 無理そうなら、アタシが飲ませてあげよっか?♡ 耳かきの時みたいに、膝枕してさぁ♡」  膝枕して、彼の頭を撫でながら、哺乳瓶のようにペットボトルを咥えさせる。  そんな妄想をして。   (……どうせなら、直接飲ませてあげたいなぁ♡ 膝枕して、おっきな乳首しゃぶらせて、ナデナデしながらピュウウウッ♡ ってしたら、すっごく気持ちいいんだろうなぁ♡)  いやらしい妄想が、どんどんエスカレートしていく。  そのせいで、身体からいやらしい匂いが強まる。  母乳パッドが、さらに重くなっていく。  (あ♡ トレーナーさんのおちんちん、匂い強くなってきた♡ アタシに膝枕されるの想像しちゃったのかな?♡ それとも、ミルクの効果とか?♡)  目当てのオスの匂いに喚起され、チケットの身体がさらに火照る。乳腺がビショビショになっていく。  そんな彼女の並々ならぬ気配を感じ取ったのか否か。  トレーナーはチケットの妄想から逃げるように、一息でドロドロの母乳を飲み干していく。 「あっ。……ふぅん、自分で飲むんだ」  チケットは少し、残念そうな顔をして。 「ま、良いや! へヘッ♡ 美味しい?♡ ねえねえ、トレーナーさん♡ おっぱい、美味しい?♡」    喜悦に口角を歪ませながら、目を細めて尋ねた。  彼の身体に、栄養が行き渡るのをじっとりと眺めた。  500ミリリットルの母乳が。  そこに含まれる、媚薬の成分が。  そして。 (……あーあ♡ 勃っちゃった♡)  彼の股間が、隠しきれないぐらい強く屹立するのを、目で見た。    とめどない先走りの匂いが、ムワッと届くのを、鼻で感じた。  チケットの乳房が、子宮が、脳味噌が、一斉に理解した。  この雄は、繁殖の準備を始めた。    トレーナーが背を向けてくる。勃起したペニスがバレないようにしているのだろう。  教え子にあられもない姿を見せられない。そんな涙ぐましい抵抗の意思の表れなのだろう。  チケットは。 「んー? トレーナーさん、どうしたの? 顔、真っ赤だよ。熱でもあるのかなぁ? ……ちょっと、おでこ触らせて♡」  口では、彼を気遣うような言葉を吐いて。 (うー我慢しろアタシ♡ やりかったことをするのは二回目以降♡ 最初はトレーナーさんとはラブラブエッチ以外駄目なんだよ?♡ 片手で両脚抑え込んで、逃げ場のないおちんちんに勃起乳首擦りつけてオナニーするの駄目♡ 金玉の中身根こそぎ絞って潮吹くまでえっっぐぅぅいパイフェラして遊ぶの禁止♡ 泣いてるトレーナーさんガン無視の種絞りプレスで精虫皆無サラサラザーメンぶっこぬくの絶対ダメェ♡♡)  心はもう、獣欲に塗りつぶされていた。  だから、仕方なかった。  野生の本能だった。  カウパーの匂いを垂れながら、前屈みになって部屋から逃げようとするトレーナーを、捕まえたのは。  彼の右手を掴み、前傾姿勢の背中に覆いかぶさるようにして、獰猛な声を発したのは。 「トレーナーさん……っ♡ どこ、行くのっ♡ 駄目じゃんっ♡ フーッ!♡ そんな状態で、アタシから離れたらさぁ♡ フーッ!♡ たづなさんに見つかったら、どうするの?♡ フーッ♡ か、看病してあげるから……こっち向いて♡ ほらぁ♡ こっち……向けっ!♡」 (犯す。犯すっ。犯すっ! 犯すっ!♡ 犯すっ!!♡♡)  トレーナーの身体を、こちら側に向かせる。  余裕のない赤い顔と、亀頭の凹凸までクッキリと浮き出た股間のテントを交互に見る。  まるで母親が幼子にするように、手を引く。  チケットより背の高い彼が、脚をもつれさせ、ゆっくりと倒れてくる。  顔。  赤い顔。  ゴツゴツした両手。  アタシの肩を掴んで、止まろうとしている。  駄目。  許さない。  じたばたするな。  トレーナーさんの両手を掴む。  下に引っ張る。  顔。  受け身も取れず、無防備な顔が落ちる。  トレーナーさんの顔が。  どっしりと突き出た、大きな乳房へと。    ぼにゅんっ♡ 「あはっ♡」  チケットは口角を吊り上げ、淫靡で獰猛な笑みを浮かべた。  乳房が気持ちよかった。深々と、想い人の顔の凹凸が感じられた。  鼻息があったかい。  乳腺が疼く。  とぷっ。 (あ♡ 先走りが濃くなった♡)  チケットは手をぴくぴくさせた。今すぐに指を彼の股間に伸ばしたかった。ズボンの上から亀頭を穿って、我慢汁でヌルヌルと泡を吹かせてやりたかった。  でも、我慢した。  その掌で、トレーナーの頭を撫でた。  出来るだけ優しく、聖母のような手つきで、甘やかした。 「……へへ♡ トレーナーさん、アタシのおっぱいクッションがあって良かったね♡」  囁く。  いつもの大声ではない、蕩けるようなウィスパーボイスを注ぎ込む。 「……いつも、頑張ってるもんね。大丈夫だよ、トレーナーさん。安心して、身を委ねてね。アタシのおっぱいに顔埋めて、いっぱいミルクの匂い吸い込んで、トロンってなっちゃおうね。……それとも、もっと甘えたいかな?♡」  そして。  左右の胸を掴み、ガパァ……♡ と大きく開くと。    トレーナーの顔を、左右から挟み込んだ。  ムニュウウウウウウウウウウウウッッッ♡  ギッッッッッチイィイイイイイイイイイイ♡    120センチ超えの大きな乳房が、チケットの添えた両手により、いやらしい万力に変わる。  トレーナーの顔の隅々まで、シャツの張り付いた乳肉が、隙間なく押し付けられる。  これは、耳の穴。  これは、顎の輪郭。  とくんとくんしてるのは、頸動脈。  籠った吐息が、ぶぴっ! と谷間から不細工な音を立てて噴き出る。 (ほら♡ おっぱいで顔食べちゃったよトレーナーさん♡ どうかな?♡ おちんちんイライラした?♡ 金玉ムラムラした?♡ どんどんカウパーの匂い強くなってるよ♡ もう限界だよね?♡ おら、服脱げ♡ おちんちん出せ♡ お猿さんになれ♡)  ニヤニヤニヤ。  ドキドキドキ。  笑う。  期待する。  乳腺が疼く。  する。  セックスする。    ぶびゅっ。 (え?)  びゅぷぷ……どぷっ。    チケットは、呆気に取られた。  予想外だった。  触れてもないのに。  おっぱいに顔を埋めただけなのに。    それだけで、射精するなんて。  チケットは覚悟していなかった。心の準備ができていなかった。  だから。  次の瞬間、理性の掻き消えた目で、犬のように鼻をひくつかせていた。 「クンクンクン!♡ スンスンスン!!♡♡ へっ♡ へっ♡ へっ♡」  臭う。  精液の濃い香り。  カウパーでも尿でもない、ペニスを洗うためのソープの匂いだって混ざっていない、純度百パーセントの種汁。 「お゛っ♡」  乳首が、勃起した。 「お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡」  どんどん固くなる。凄まじい速度で身体が反応していた。  目の前の雄とまぐわいたい。  こいつの遺伝子を独占したい。  そんな原始的欲求が、理性をぶっ飛ばし、肉体を動かしていた。 (出る♡ 出る♡ 濃いの出る♡ トレーナーさんの耳に乳腺のゴポゴポ音聞かせながら、ザーメンみたいな母乳噴く♡)    快楽で思考が歪む。  乳房のことしか考えられなくなる。  乳腺が沸く。  その振動と、トレーナーの体温にサンドされて、チケットの中で快楽が凝り固まっていく。  まるで雷鳴か葉脈のようなジグザクした軌道で、胸の中に乳臭い炎が生じる。    ぷちゅっ♡ ぷちゅちゅっ♡ と、いやらしい音がブラジャーの中に響く。  桃のグミのような乳首から、無数の白い点が浮く。  そして。  チケットはまるで、今からマーキングすると宣言するように、野太い声で吠えた。 「お゛お゛お゛ほぉおおおおお!!!!??♡♡♡」  ジュッッッッ!!!♡♡♡  湯気。そして、ドロドロの甘いミルク。  乳管を舐めて吐き出された白い飛沫が、勢いよく舞う。  歪な軌道だ。  母乳パッドに阻まれたせいで、前に飛ばなかった乳汁が、空中に不恰好な輪を描いた。  ぼたっ♡ ぼたぼたぼた♡  パッドに吸い込み切れなかったミルクが、下乳から漏れるようにして床を濡らしていく。  それとは別に、ちょろちょろという小さな水音が室内に響く。 (あ……へぇ……♡)  チケットはだらしない顔で、失禁していた。尿と愛液のブレンドが、母乳で白く染まっていく。 (やば……腰、立たない……)  チカチカと明滅する意識の中、チケットはふと、トレーナーが立ち上がるのを見た。  彼はふらふらと、扉の前まで行くと、倒れ込むように外に出た。 (と、トレーナーさん……)  がたがた震える脚に活を入れ、チケットもふらりと立ち上がる。トレーナーを追おうと、顔だけ外に出す。  近くのトイレに逃げ込む、トレーナーの姿があった。 (あぁ……自分で処理するんだ。……触らせてくれないんだ)  追おうかと思う。トイレに押し入って、強引にレイプしてやろうかと思う。  でも、そうするためには、身体を思い通りに動かさなければならなくて。  自由に動かすには、腰の炎が熱すぎて。  チケットは焦点の定まっていない目で、トレーナー室に鍵を掛けた。    そして、服を脱ぐ。  ビショビショの母乳パッドと、白く濡れたブラジャーを床に下ろす。  釣り鐘状の胸が露わになる。  それだけでは、終わらなかった。 (……パンツの中、気持ち悪い)  ゆっくりと、ズボンを脱いだ。  肉感的な脚が愛液で濡れてテカテカしている。    続けて、水色のパンツ。    半透明の粘液が、太い糸を引く。  ハリのある大きな尻と、体毛の薄い割れ目が露わになる。  チケットは、トレーナー室で全裸になった。  そのまま、自分の性器を弄る。  慣れない感覚だった。  オナニーの時には胸しか使わなかったからか、手つかずの秘部は同年代の少女のそれよりも幼く見えた。  だけど、今はすごく子宮が疼いている。 (……精子の匂い嗅いでから、ここがすっごく熱い。……おちんちん欲しくて、泣いてるみたい)  チケットは理解した。  自分の女性器が、あてられてしまったと。  後天的に開発した乳房とは違う、生まれつき備わっていた快楽機構が、トレーナーの雄に反応して活性化したのだと。 「……」  チケットはゆっくり、腰を下ろした。  蹲踞の姿勢。  鍛えられた太い脚と、ハリのある大きな尻が、下品なガニ股を安定させてくれた。  その体勢で、チケットは床を見つめた。  粘液が落ちていた。  母乳とも、尿とも、愛液とも違う、白濁液。  トレーナーのパンツから零れ落ちた、精液だった。 「……」  それを、チケットは人差し指で掬い取った。  匂いを嗅ぐ。  腰の炎が重くなる。 「……駄目。……はじめては、指じゃなくてトレーナーさんのおちんちんで。……妊娠も、ちゃんとしたエッチでしないと」  自分に言い聞かせるように、チケットはそう言った。  精液の付着した方の指——右の人差し指を、自分の女性器から離す。  そして。 「……でも」  そのまま、勃起した乳首を抓んだ。   「……おっぱいは妊娠しないもんね♡」  ゴリィ!!♡ 「あ゛へぇっ!!♡♡」  ほんのりと湯気を醸しながら、ピンクの乳首が捏ね潰される。そのまま、指先の精液を丹念に塗り込む。  そして、すっかりザーメン臭くなったそれを、口に含んだ。  夢中でしゃぶりつく。 (こ、これ凄い!♡ 乳首がおちんちんみたいに固くなってるから、本当にフェラしてるみたい♡ ていうか、くっさ♡ トレーナーさんの本気精液、母乳と混ざってるのにしっかりイカ臭い♡ 濃ゆいよぉ♡ 口の中で泳いでるみたい♡ あ~♡ おっぱいも気持ちいいし、精液美味しいし、最高だよぉ♡ でも、まだまだ♡)  チケットはセルフ授乳と疑似フェラで、さらに温度を増していく女性器に、左指を這わせた。    グチュッ♡ 「んぶぅ!?♡」  ビュシャッ!!♡ と母乳が溢れる。女性器の快感に引きずり出されたのだ。   (何これぇ♡ 気持ちよすぎるよぉ♡)  乳房に負けず劣らずの快楽が、そこにはあった。トレーナーの精液で喚起された繁殖欲求が、彼女の割れ目を敏感にしていた。  一心不乱で、穿った。  グチュグチュグチュッッ!!  痙攣するように、左の中指がクリストリスを小刻みに弾く。その度にラブジュースが飛沫を上げ、グレープフルーツのようなほろ苦い匂いを出した。 (良い!♡ おっぱいしゃぶりながらおまんこ弄るのすっごい気持ちいい!♡ 他の子がどうしてお股でオナニーするのか全然分からなかったけど、これなら納得だよ!♡ ……セックスでは、ここにトレーナーさんのおちんちん入れるんだよね!?♡ おちんちん入れて、パンパン腰を振って!♡ 奥の方に濃ゆ~いザーメンぶびゅぶびゅされて!♡ うぅううう♡ 幸せすぎるよぉおおお!♡♡)  チケットはカクカク腰を振っていた。まるで、交尾の予行演習をしているようだった。トレーナーのペニスの代わりに、自分の人差し指で弄り回す。ウマ娘の身体能力であれば、バイブのような速度で手淫するのも可能だった。 「じゅぽっ!!♡ じゅぽっ!!♡ じゅぽっ!!♡ むへっ!♡ んむへへへっ!!♡」  乳首をしゃぶりながら、理性のない笑い声をあげる。  もっと快楽が欲しい。もっと気持ちよくなりたい。  自然と、チケットは右腕を左乳房に伸ばしていた。  強く、揉みしだく。  ゴポポポポポッ!!♡  Mカップ越えの爆乳の中で、排水溝の詰まったような、きったない音がした。  ペニスのような太さの乳首が、ピクピクと痙攣し始める。 (乳首♡ おまんこ♡ おっぱい♡ トレーナーさんのザーメン♡ やばいよぉ♡ 全部気持ちいい♡ 全部全部気持ちいい♡♡ お゛っ♡ イク♡ ずーっとイッてるけど、それよりも凄いアクメくるっ♡♡)  乳首。  女性器。  乳房。  それぞれの快楽が、チケットの体内で溶け合って、温度を増していく。  増幅された『気持ちいい』が、性感帯から酷いアクメを次々引きずり出し、雪だるま式に巨大化していく。  そして。    チケットは後頭部を床に擦るぐらいに仰け反ると。 「ん゛ん゛んんんんんん♡♡♡ ん゛も゛お゛おおおおおおおおおおおおおおおおおっっ!!!♡♡♡」  ジョロロロロロロッッ!!♡♡♡  バブリュリュリュリュリュッッッ!!!♡♡♡♡  部屋に下品な音が響く。  雌牛のような嬌声。  放尿のような潮吹き。    そして、今までで一番重い、生クリームを絞り出すようなエグイ射乳音。   股間からは半透明の噴水が、両乳首からは乳腺の隅々まで洗い流すような黄ばみ母乳が、湯気と共に噴き上がっていた。  ブビュッ!!♡ と口端からカスタードクリームのようなミルクが溢れる。  カスタードクリームよりも甘いヨーグルト状の母乳が、舌や喉に絡んで灼いていく。  ひり出される感触だけで、乳腺と乳管が間断なくアクメをキめる。    光を失った目で、チケットはニヤついていた。 (あぁあ……何これぇ……♡♡ もう半分固形じゃん……♡♡ 『気持ちいい』が凝り固まりすぎて、乳腺が活性化しすぎちゃったんだ……♡♡ ……お゛♡ またイク♡)  ブシュッ!!!♡♡ と今度は真っ白な母乳が放射される。胸が快楽をため込む前に、吐き出したものだろう。カスタードよりも薄いが、それでも練乳並みに濃いミルクが、口腔を満たしていく。あまりの量に、鼻から母乳が漏れてしまう。 「ごきゅっ♡ ごきゅっ♡ ……ぷはっ♡ はー♡ はー♡ ……いつまでも飲んでたいけど、それだとキリがないもんね♡」  ミルクが食道を焼いて胃袋に納まる度に、新たな母乳を作ろうとゴポゴポ音を垂れ流す双丘を揉みながら、チケットは乳臭い息を吐いて笑った。  ゆっくりと起き上がり、周りを見る。  黄色い母乳と白い母乳、愛液に尿に唾液で、床が大惨事だ。  どれほどタオルで拭いたって、チケットの匂いがとれないぐらいに。 「うわぁ……ドロドロ♡」  涎と母乳の垂れる口角を、吊り上げる。  こういうのを、征服感というのだろう。  チケットは、念のため机の上も見た。 「……よし、トレーナーさんの書類にはかかってない! 良かったぁ……」  ほっと胸を撫でおろし、トレーニング用の吸水タオルを取り出そうと、自身の鞄の方へ身を捩る。  その時。 「……あ」  チケットは、見つけた。  緑色のマフラーが、我が物顔で卓上に居座っているのを。  今の彼女は、全裸だ。    だからこそ、その黒い尻尾がブワッと逆立つ様が、いよいよ野生の獣じみていた。 「……ここはアタシとトレーナーさんの部屋なんだけど……なっ!」  まるで害虫でも追い払うような手つきで、チケットはマフラーを床に叩き落とした。  それを、裸足で踏みつける。  ぐりぐりと、踏みにじる。  床に押し付けられた繊維が、呻き声のように匂いを漏らし、指の隙間から溢れる。   「……たづなさんとトレーナーさんの匂いがする。あはは、マーキングのつもりかな。それとも疑似セックス? ……あ♡ いいコト思いついた♡」  チケットはマフラーを見下ろし、仁王立ちになった。  そして、自分の両乳を掴んで。 「えいっ♡ えいっ♡」  ビュッ! ボビュッ!  まるで小便でもかけるように、マフラーへと自身の母乳を注いでいく。  ジョバジョバと凄い音を立てて、緑の色合いが白く汚れていく。  あっという間に甘い湯気が立ち込め、たづなの匂いが洗い流される。  ビチャビチャになったマフラーを、汚物でも持つように、人差し指と親指の先端で抓んだ。 「くんくん。……よーし、綺麗になった♡ トレーナーさんの首筋の匂いが、ちょっとするだけ♡ あとはぜーんぶアタシのおっぱいの匂い♡ あはは、マーキング完了♡」  チケットは嘲笑った。  たづながこのマフラーを作るまでにかけた時間を嘲笑った。  その長い時間を、数秒でひり出した自らの母乳が、一瞬で台無しにした事実を嘲笑った。 「ふぅ、満足。あとでたづなさんのマンションの前にでも捨てとこっと。……そんなことより、トレーナーさん大丈夫かな? 体調悪くしてないかな? ……服着てから、トイレ覗かなきゃ。射精のしすぎて、寝てるだけなら良いけどなぁ」  チケットは悪意など欠片もない表情を浮かべた。  心底、想い人を心配する顔。眉を八の字にして、目を潤ませる。  その脚元で、マフラーが死んでいた。  彼女はもう、一瞥もしなかった。 

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エッッッッッッッ

海老御膳


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