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茶柱たべたべ
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【支援者限定】ぼっちちゃんに罪悪感煽られながら逆NTRナマ交尾する話

「……んっ」  自室に、声が響いた。  ゆるい熱を帯びる、濡れた声。  女の声だ。  女──後藤ひとりが、ベッドの上で、男に跨っている。  その女性器が、ぬぷぷぷ……と、男性器を飲み込んでいく。  男は、呻いた。  歯を、食いしばる。  気持ちよかった。  ひとりの、膣。  先ほどまで処女だった彼女の膣は、まるで飢えた獣のように、ペニスにむしゃぶりついてきた。  熱くて、ヌルヌルとした肉ヒダ。  それが、まるで別の生き物のように、ペニスを食んで、舐め回す。  プリプリとした凹凸が、  にゅぞ。  にゅぞり。  と、竿の良いところを擦ってくる。  亀頭。  カリ裏。  ぴったりと閉じた処女膣を、掻き分けるのに合わせて、鈴口にも刺激が刷り込まれる。  気持ちいい。  あの、みゅっちりとしたパイズリとは、また異なる肉感。  一切凹凸のない、滑らかな乳肉に溺れるのとは違う、有機的な膣ヒダの連関。  これは、名器だ。  男はまだ、女を知らない。  恋人とのセックスを、したことがないからだ。  それでも、ひとりの女陰の具合が、並外れているのだけは分かった。  みっっちりと詰まった、ミミズ千匹の凹凸感。  それでいて、ぎゅううぅ……と吸い付いてくる、バキューム構造。  もしも、世界中の女性が、こんなものを持っていたなら、少子化とは無縁だ。  ありとあらゆる快楽が、セックスのそれに押し負けてしまうのだから。 「ふっ……ふうぅぅ……」  ひとりが、肺から押し出すように、長い息を吐く。  その速度に合わせるように、彼女の腰がゆっくりと下ろされていく。  一センチ。  二センチ。  三センチ。  ペニスに絡む肉感が、深くなる。  飲まれていく。  飲まれていく。  と…………ちゅん。  男の腰が、びくんと跳ねた。  すっぽりと、ペニスが潜り込んでいた。  最奥。  ひとりの雌と、自分の雄が、完全に一体となる。  ぐにゅうぅ……。  柔らかい。  柔らかい尻肉が、股座に被さっていた。  ずしりと、重い。  乳房があまりにも大きいせいで、薄い印象になりがちだが、ひとりは下半身も立派だ。  分厚い太もも。  そして、たっぷりとした巨尻。  安産型とはかくあるべしというような、広めの骨盤にたっぷりと雌肉の被さった臀部が、ずっしりとのしかかっていた。  乳肉の、どこまでの芯のない、たぷたぷとした柔らかさとは違う。  その向こうに、しっかりと筋肉を感じさせる、マシュマロのような肉感だった。 「っっ…………はぁあぁ…………」  ひとりが、深い息を漏らした。  うっとりとした、ため息。  ぴくん、ぴくんと、その腰が小さく震えている。  乳房が、重く揺れる。  味わっているのだ。  膣の全部を使って、こちらの竿の輪郭を、味わっている。  同時に、堪能している。  この、シチュエーションを。 「……ふふ」  ひとりが。  その唇に、笑みを浮かべた。  しっとりと汗ばむ頬や額に、桃色の髪が、はりついている。 「お兄さんの初めて、私が貰っちゃいました」  目を細めながら、囁く。  愉しそうに。  嬉しそうに。    ねりゅうぅ……。  ぬりゅうぅ……。  蠢く。  膣肉が、彼女の喜悦に呼応するように、蠢く。  蠢いて、ペニスを舐め回す。  ピストンを伴わないから、そこまで激しい快楽ではない。  だが、確かに気持ちいい。  そして、くすぐったい。  もどかしい。  ちゅううぅ……。  その動きに合わせて、吸引も感じた。  かなり、強い。  先ほどの、えげつないフェラチオよりは、流石に浅いけど。  それでも、鈴口を啜られているのが、分かる。  ぢゅる……ぢゅぞ……と、尿道内部の汁気が、抜けていくのが分かる。 「……これ、さっきの残り汁ですか?」  その潤みを、ひとりも感じたようだった。  唇に浮かんだ笑みが、少しだけ深くなる。 「良いんですか? 出しちゃって」  ひとりの微笑が、妖しい。  ぺろりと、赤い舌が、その唇から覗いた。 「ちょっとでも混ざってたら、当たっちゃいますよ?」    どくん。  どくんと、心臓が震える。  竿に感じる、温かく潤んだ膣構造。  とても、生々しい触感。  隔てるものは、何もない。  ゴムを、付けてないからだ。   「子宮上がってるの、分かりますよね?」  ひとりが、笑う。 「お兄さんの赤ちゃんが欲しくて、上がってるんですよ」  ────少しでも多くのザーメンを、迎えるために。  そうか。  それが、この吸引の理由か。  子宮が上がった分、強烈に吸いついてきているのか。   「一匹でも、白いオタマジャクシが紛れ込んでたら……ふふふ」  ひとりの唇が、動く。  何もない虚空を、ついばむように、ぱくりと。  歯と歯がぶつかり、かつんと、小さな音を立てる。  その青い瞳が、こちらを、じぃ……と見下ろしている。  にやぁ……とした笑みが、再び滲む。 「こんな風に、卵子で食べちゃいます」  囁かれる。  ひとりの、甘くて、そして少し低い声。  じわりと、鼓膜に染み込み、内側を擦り上げるようなウィスパーボイス。 「だから……絶対にお漏らししちゃ、駄目ですよ」  笑み。  美しい、笑みが。  その唇に、浮かんで。 「私に赤ちゃんを産ませたいのなら、別ですけど」  どろりと、心に熱が生じた。  それは、焦りだ。  絶対に、彼女を孕ませる訳には行かない。  結婚しているならともかく、自分たちは、恋人ですらない。  堪えなければ。  理性。  理性が、稼働する。  だが。  そこに、紛れ込むように。  彼女に、子どもを産んでもらえるのか。  それは、とても幸福なことじゃないか。  何を。  何を考えているんだ、自分は。  馬鹿か。  もう、全部手遅れかもしれないけど。  この状況の全てが、手遅れかもしれないけど。  せめて、最後の筋だけは通すべきだ。  最後に、そういった筋だけは、通すべきじゃないか。  理性が言う。  肛門に、力を込める。  尿道は、既に空になっていた。  これ以上は、駄目だ。  これ以上の汁を、吐き出す訳には行かない。  先ほどのパイズリで、全部ひねり出したような気になっていた。  だから、次に放ってもそこに種は含まれていないだろうと、高をくくっていた。  だが、万が一。  万が一、ほんの一粒でも混ざれば。  そう思うと、堪えぬわけにはいかなかった。 「……ふふ」  ひとりが、薄く笑う。  ぎしりと、ベッドが軋む。  彼女の両足が、シーツを捉えていた。  ベタ足。  そのまま、太股に力を込める。 「ん」  ぐぐ……。  ゆっくりと、彼女の身体が持ち上がる。  大きな、むっちりとした尻が、股座から離れていく。  その動きに合わせて、  ぶりっ……。  ぶりっ……ぶりっ……。  歯を、食いしばった。  ペニスに、快楽の花が咲いた。  膣のせいだ。  ひとりが、ゆっくりと腰を上げたのに伴い、膣ヒダが竿に引っ掛かったのだ。  引っかかって、追いすがる。  でも、いつまでも留まることはできない。  やがて、離れる。  その際に、ペニスに絡んでいた凹凸が、ヌラヌラとした刺激を生む。  カリ首に引っ掛かっていた膣襞が、ぶりりっっ……と、弾力たっぷりに擦れていく。  それが、気持ちいい。  凄まじい、気持ちよさ。  竿が、強烈に張った。  海綿体に血が集まり、分厚く勃起するのを感じた。  感覚が、鋭敏になる。  パンパンに膨らんだ亀頭を、ぶりぶりと、ひとりの膣が舐め擦る。  蕩けるような、快楽。  その快楽の中で、歯を食いしばる。 「……あーあ」  こちらを見下ろしながら、ひとりが笑った。 「我慢、しちゃいましたね」  くすくすと、楽しそうに。  何だ。  どういう意味だ。  その疑問を、しかし、口には出せない。  余裕がない。  それでも、視線だけで、理解したのだろう。 「それ、逆効果ですよ」  ひとりは、続けた。  細めた目から、じっとりとした眼差しを、滴らせながら。 「我慢した分だけ、濃くなっちゃいますよ」  ずくん。  ずくん、ずくん。  腰が熱い。  ペニスの奥が熱い。  ひとりの言葉は、理解できた。  彼女の言う通りだった。  先ほど、鈴口を通っていった残り汁。  あれは、熱くはあったが、しかし、同時に完全な液体だった。  シャバシャバとした、露のようなもの。  今はどうか。  竿の奥で、堰き止めている汁気。  PC筋に力を込めるほど、菊門を引き絞るほど、その温度が上がっていった。  温度と、そして、粘度。  睾丸に、じわり、じわりと、もどかしいものが再装填されつつある。 「冗談だったのに」  くすくすと、ひとりが笑った。  嫐るような、いやらしい眼差しを零しながら、囁いた。 「精子一粒ぐらいじゃ、普通、孕みませんよ。我慢せずにお漏らししてれば、問題なかったのに」  ────嘘から出た実ですね。  愉しそうに、彼女が続ける。 「手遅れです。堪えちゃったから。私に騙されて、精子濃くしちゃったから。もう、孕みますよ。今漏らしたら、本当に赤ちゃんできます。あーあ。可哀想」  ────パパになりたくなかったら、我慢しなきゃ。  ずっっ……ろろろろろぉ…………。  びぐんっ!? と、腰が強く跳ねた。  快楽が、ペニスを貫いていた。  ひとりが、一気に引き抜いたのだ。  男根の凹凸を、気持ちいいところを、彼女の名器が一気に擦り上げた。  ぞくぞくと、寒気にも似た快楽が、背骨を痺れさせる。  気持ちいい。  普段であれば、この刺激でたっぷりと放っていただろう。  肛門に力を入れても、PC筋を引き絞っても、あえなく達していたはずだ。  パイズリのおかげだった。  ひとりの爆乳に、睾丸の中身を根こそぎひねり出していたから、今、堪えられているのだ。  だが、これはこれで、きついものがある。  射精という果てが見えないからだ。  ペニスが、際限なく敏感になっている。  本来なら、既に射精して萎えているであろう高みまで達しているのに、まだ終わらない。  終わらないまま、ひとりの膣に嫐られている。  熱い。  もはや、気持ちよさが限界突破して、純粋な熱のように感じられる。  腰を焼く、熱。 「……おちんちん、熱くなってる」  ひとりが、囁く。  雌猫が、口に付いた肉片を舐めとるように、舌を覗かせる。  蠱惑的な表情。  高校の頃のひとりなら、絶対に浮かべないであろう、女の顔。 「辛いですか? おちんちん、熱くて、もどかしくて、辛いですよね?」  男は、答えない。  答える余裕がない。  声を、押し殺している。  何かを喋ったら、その余波で、漏れてしまいそうだった。  それほどの、瀬戸際。 「……」  そんなこちらを、ひとりが見下ろす。  笑みを浮かべている。  じわりと、瞳から漏れる光が、濃くなった。  まずい。  そう思った、次の瞬間。 「……ふんっ」  ばちゅんっっ。  爆ぜたかと思った。  陰茎が、快楽によって、蒸発したかと思った。  ひとりが、突然、腰を打ちつけてきたのだ。  大きな尻が、ぶるんっっと波打つ。  その重みを感じながら、竿が痙攣する。  一瞬だ。  一瞬で、ひとりの名器が、ペニスの全部を擦ったのだ。  皮膚感覚の処理速度を、超過するほどの快楽情報。  オーバーフローを起こす。  思わず、シーツを握りしめる。  脚を、爪先までピンっと伸ばす。  ただの一度で、果てが見えた。  遠のいていたはずの果てが、すぐ目の前まで迫ってきた。  それを、無我夢中で押しのけるように、堪えた。   「ごめんなさい。おちんちん、びっくりしちゃいましたね」  くすくすと、ひとりが笑う。 「でも、お兄さんも悪いんですよ。私が質問してるのに、答えないから」  ────これじゃ、レイプみたいじゃないですか。  冗談めかして、彼女が言う。  その問いにも、何も答えられない。  意味の通らない、低い呻きが、喉から滲むばかりだ。 「ああ、もしかして」  ひとりが、笑みを深める。 「お兄さんも、味わってるんですか? 私とのセックス」  何だ。  何を言っているんだ、彼女は。  自分の瞳が、揺れているのが分かる。  そんなこちらを、ひとりは見下ろす。  見下ろしながら、 「ねえ、そうなんでしょう」  くすくす。  くすくすくす。  ひとりの肩が揺れる。  細められた目。  漏れる笑み。  甘ったるい、微笑み。 「我慢してるのも、精子を濃くするためなんでしょう? 我慢して、我慢して、我慢して、タマタマに粘っこいものを貯めてるんだ?」  ────私のこと、孕ませたいんですよね?  違う。  断じて違う。  そんなことはない。  口に出そうとする。  せめて、否定の言葉を吐こうとする。  唇を、開いて。  ぶりぶりぶりっっ…………。  何かを言う前に、また、ひとりが尻を上げた。  ペニスを、膣で舐め扱かれる。  快楽が、喉に詰まった。 「反論がないってことは、そういうことですね」  違う。  違うのだ。  今のは。  あまりにも。  あまりにも、ひとりの膣応えが強烈で。  言葉を紡ぐ余裕もなくなって。 「……」  ばちゅっっっ。  まただ。  また、ひとりが尻を叩きつけてきた。  もう、呻くことすらできない。  反論なんて、夢のまた夢だ。 「ねえ、本音を喋ってくださいよ」  くいっ。  くいっ、くいっ、くいっ。  ひとりが、腰をわずかにくねらせた。  その動きに合わせて、ペニスが膣内で捏ねられる。  鈍い快楽が、断続的に積み重なり、頭が蕩けそうだ。  嫐られている。 「産ませたいんでしょ。恋人でもない、小さい頃から可愛がってきた女の子に、赤ちゃん産ませたいんでしょ」  ────お兄さんのおちんちんは、そう言ってますよ。  蹂躙されている。  言葉で。  膣で。  そのまま、ひとりはまた腰を上下に動かし始める。  ばちゅっっ……。  ばちゅっっ……。  ばちゅっっ……。  スローペースだ。  じっくりと、ペニスに自分の膣の熱を沁み込ませるような、ゆるいピストン。  だが、快楽は強烈だった。  一撃ごとに、睾丸の中身を根こそぎ引き抜くような、セックス。  ふっ……。  ふっ……。  ふっ……。  息づかい。  竿が奥に到達するたび、ひとりは、熱っぽい息を漏らした。  額に、汗が浮かんでいる。  気持ちいいのだろう。  五回ほど打ちつけてから、彼女は、両手をベッドについた。  相撲の仕切りのようなポーズで、腰だけを練りつけるような騎乗位。  ばすんっっ……!!  ずろろろろぉ……。  ばすんっっ……!!  ぐぐっ……。  くいっ。  くいっ。  ずろろろろろぉ……。  ばすんっっっ…………!!!  一発一発が、ベッドを軋ませるほどに重い。  上半身はほとんど動いていないのに、ピストンの衝撃が乳房にまで伝播して、  どぷんっっ……。  どぷんっっっ……。  と、重く揺れている。   「でも、仕方ないかもしれないですね」  ひとりが、笑う。  尻を打ちつけながら、囁く。 「私のほうが、あの人より優れてますもんね。何もかも」  どくん。  どくん、どくん、どくん。  心臓が、震えている。  脈打っている。  ひとりが、腰を打ちつける。  打ちつける。 「おっぱいもお尻も、私の方が大きいし。顔だって整ってます。……孕ませるなら、そういう女の子の方が、達成感ありますよね?」  ばちゅっ。ばちゅっ。ばちゅっ。  重い。  重い、ピストン。  気持ちいい。  とても、気持ちいい。  優れた膣構造。  大きな尻。  極上の女体。 「身体だけじゃないです」  ひとりが、笑う。 「ギターテクニックも、知名度も、将来性も、今の貯金額だって、私の方が上です」  経済力。  今や、飛ぶ鳥を落とす勢いの結束バンド。  その中でも、随一の実力を持つギターヒーロー。  生活力だって、昔とは大違いだ。   「お兄さんの赤ちゃん、しっかりと育てますよ。たっぷりと愛情を注ぎます」  ────あの人はどうですかね。  ひとりが、囁く。  そのピストンが早くなる。  ばちゅん、ばちゅん、ばちゅん。  果てが近い。  肛門を絞る。  我慢する。  放つわけにはいかない。  堪える。  吐息混じりの声で、ひとりが続ける。   「お兄さんとの赤ちゃん、産んでくれますかね。厳しいんじゃないですか。そんな覚悟、ないと思いますよ」  ────なんせ、セックスすらまだなんだから。  愉しそうに。  嫐るように。  ひとりが、笑う。 「プラトニックラブとか、関係ないですよ。本当は、愛してないんじゃないですか」  ────あの人が見てたのは、お兄さんじゃなくて。  ────お兄さん越しに感じる、私の幻影じゃないですか。  どくん。  どくん。  心臓が震える。  心が、搔き乱されている。  惑うな。  惑ってはいけない。  ひとりは、こちらの心を乱そうとしている。  乱すために、ありもしないことを囁いている。  でも。  何だか、その低くて甘い声で囁かれると。  じくり。  じくりと。  不安感が、煽られるようで。  劣情が、煽られるようで。 「私は、お兄さんのこと見てますよ」  ひとりの言葉が。  鼓膜に。  心に。  しみ込んでくる。  ばちゅっ、ばちゅっ、ばちゅっ、ばちゅっ。  ひとりの尻が、弾む。  波打つ。  ピストンが、速い。  重い。  気持ちいい。  ペニスを、持っていかれそうな、膣応え。   「私が、産んであげます」  ぞくりと。  産毛が、逆立つ。  ああ、まずい。  不安定になった心。  蕩ける理性。  露わになった本能。  その本能を、くすぐられた。  動物的本能。  雄としての欲求。   「私が……あの人より若くて、綺麗で、お金持ちな私が、お兄さんの、お兄さんの赤ちゃんだけを、産んであげます」  びくん。  びっくん。  ペニスが。  竿が、これ以上ないほど怒張している。  ひとりに、「産む」と囁かれるたびに。  極上の雌と繁殖したいという、雄の根源的欲求が、震えて。  駄目だ。  絶対に、駄目だ。  こんなの。  こんなの、間違っている。  分かっている。  頭では、分かっているのだ。  それなのに、  ばすっっ!! ばすっっ!! ばすっっ!!  ぎっっ。ぎっっ。ぎっっ。ぎっっ。  気持ちいい。  ひとりの騎乗位が、気持ちいい。  ベッドが軋むほど、強烈な跨り。  竿が膨らむ。  亀頭が膨らむ。  睾丸が、熱い。  ずぐんっ。  ずぐんっっ。  練り上がっている。  濃ゆい何かが、枯れたはずの玉袋に生じている。  これは、出せない。  絶対に、出したら駄目だ。  分かっている。  頭では分かっているのに。 「責任、取らなくてもいいんですよ」    ひとりが。  笑いながら。  腰を振る。 「このまま、あの人にバレるまで、セフレみたいな関係続けてくれればいいんです」  何度も。  何度も何度も。  腰を振る。  最低なことを、囁きながら。   「ああ……おちんちん、大きくなってきましたね」  その声に応える自分は、もっと、最低だった。 「やっぱり、魅力的ですか。魅力的ですよね。自分は何の苦労もせず、子どもを残せるんです」  ────動物としては、理想的な繁殖ですね。    ひとりが、笑う。  せめて。  せめて、首を横に振る。  そんなの、間違っている。  間違っているのだ。  人間のやることじゃない。  やるべきことじゃない。  それ以前に。  ひとりが、そんな目に遭っていいはずがない。 「……男の人って、不便ですよね」  腰を振りながら、ひとりが目を細める。 「嫌だ嫌だって首を振りながら、タマタマでは、しっかりと精子作っちゃう。おちんちんも硬くなって、種付けしたいこと丸わかり。……断線したイヤホンの方が、まだ、一貫性がありますよ」  ああ。  何で。  何で、自分は、こうなのだろう。  ────岩は転がって僕たちを。  ────どこかに連れて行くように。  音楽が聞こえる。  部屋に、音楽が流れている。  ひとりの、歌声。  綺麗な歌声。   「最低ですね」    その歌に重ねるように、ひとりが笑う。  笑って、続ける。 「いいですよ」  ────最低なお兄さんも、私は好きです。  ばちゅっ。  ばちゅっ、ばちゅっ、ばちゅっ、ばちゅっ。  ひとりが腰を振る。  もう、正常な思考ができない。  ただ、気持ちいい。  気持ちよくて、苦しい。  楽になりたい。  ペニスが熱い。  睾丸が熱い。  早く、スッキリしたい。  出したい。  いいだろう。  ちょっとぐらい出しても、いいだろう。  だって、こんなに苦しいんだから。  いや、駄目だ。  絶対に、駄目だ。  堪えろ。  出したら、取り返しがつかない。   「じゃあ、そろそろ」  ひとりが、笑う。  いやらしい笑み。  甘い笑み。  そして、怖い笑み。 「終わりにしましょうか」  ばちゅっっっ!!!  ばちゅっっ!! ばすっっ!! ばすんっっ!!! ばちゅんっっ!!!  どちゅっっ!!  どちゅんっっ!!! どすっっどすっっどすんっっ!!!  加速する。  ピストンが、加速する。  重くなる。  ああ、そうか。  トドメを刺す気だ。 「最初から、逃げ場なんてないんですよ」  ひとりが、笑う。  その笑みに、息づかいが混ざる。  規則的で、それでいて、激しい。  それだけの、運動なのだ。  腰を。  ぱんぱん。  ばちゅばちゅ。  激しく。  とても激しく、打ち付けて。  竿を。  ペニスを。  磨いて。  磨いて、磨いて、膨らませて、勃起させて。   「中に出すまで続けます」  溶ける。  竿が溶ける。  ひとりの膣に溶ける。  熱い。  熱い、熱い、熱い。  熱いものが。  どくんっ。  どくんっっ。  睾丸で。  脈動して。  尿道に、何かがこみあげる。  熱い液体。  小便のようなもの。  液体だ。  汁気だ。  サラサラとしていて、だからこそ、純粋な炎のように感じる。  その、熱のとろみに。  ぐぶ……。  ぐぶぶ……。  輸精管から。  二本の、存在感。  伸びて、伸びて、伸びる。  交わる。  尿道の奥。  汁気の中に、ごぽりごぽりと。    ぞわ。  ぞわ、ぞわ、ぞわ。  背筋が震える。  快楽が、密度を増す。  濃度を増す。  温度を増す。  電流。  桃色の電流が、脳みそと陰茎の間を、何度も往復する。  往復して、増幅する。     ふっ。  ふっ。ふっ。ふっ。  ふーっ……。ふーっ……。  息づかい。  ひとりの、熱い呼吸音。  腰が跳ねる。  尻が弾む。  ベタ脚で。  ベッドを捉えて。  体重を。  思いきり、叩き込んで。  まるで、捕食。 「出してください」  この捕食は、終わらない。  ひとりが、満足するまで。  ひとりの胎が、満たされるまで。  ばすっ。ばすっ。ばすっ。ばすっ。 「出せ。出せ。出せよ。出せ」  ばすんばすんばすんばすんばすんばすん。  呻く。  歯を、食いしばる。  どぐりどぐりと、尿道からこみ上げる熱。  堪えろ。  堪えろ。  ────赤い赤い、小さな車は。  ────君を乗せて。  音楽が。  音楽が、部屋に響く。  ひとりの歌声。  綺麗で、寂しそうな歌声。  ────遠く向こうの角を曲がって。  ────此処からは。  快楽が。  快楽が、こみ上げる。  血が、海綿体に注がれる。  パンプする。  最後の怒張。  これ以上ない、限界の勃起。  薄らいでいく。  視覚も、嗅覚も、快楽に圧し潰されていく。  そして。  音が、消えると同時に。 「…………出せっ」  どすんっっっっ!!!!!  ぐぐぐぐぐぐぅううぅぅぅうううぅ~~~~~~っっ!!!  ひとりが。  こちらの限界を知覚したかのように。  今までで、一番深く。  尻を、押しつけて。  ペニスに、吸いついて。    ぢゅっっ!!!  ぢゅるるるるるるるるうぅうぅぅぅううううぅうう~~~~~~っっっ!!!    子宮が。  鈴口に、強く。  強く。  その、吸引に。  竿が。  ペニスが。  菊門が。  PC筋が。  まるで、屈服するように。  び ゅ っ っ …………。    鈴口から、熱いものが迸って。  びゅっっ……。  びゅううぅうぅぅうぅ……。  びゅるるるるっっ……びゅぷっっ……びゅぷぷ……。  まるで、小便だった。  我慢して、我慢して、我慢した果てに出る、長い小便。  鈴口から、とめどなく、熱いものが溢れる。  ひとりの膣目掛けて、溢れる。  びゅちっ……。  びゅちちっ…………。   「っ…………んっ…………」  ひとりは、眼を閉じていた。  目を閉じて、こちらにしなだれかかるように、体重をかけた。  尻が、  ぴくんっ。  ぴくんっ。  と、小さく震えていた。  その震えは、彼女の子宮から生まれているようだった。  膣が、うねっていた。  今までにないほど、竿に絡んでくる。  吸いついてくる。  まるで、最後の一滴まで、逃すまいとするように。  とぷっ……。  とぷっ……。    ちょろろ……。  やがて、全てが出た。  出しきった。  脱力感。  腰が、重い。  ぼんやりと、夢の中にいるみたいだった。 「っ……ふぅううぅぅうぅぅ………」    ひとりが、眼を閉じたまま、長い溜息を吐いた。  快楽の残滓を、呼気に混ぜて、空気に溶かすように。  むわり、むわりと、彼女の身体から、熱気が滲む。  女の昂りが、ほどけていくみたいに。 「…………」  ぱちりと。  彼女の目が、開く。  青い瞳が、こちらを見つめる。  唇に、ゆっくりと、笑みが浮く。 「……あーあ。出しちゃった」  くすっと。  愉しそうな声を、漏らす。  そのまま、彼女は脚に力を込めた。  ぐぐっと、腰が浮く。    ずろ……。  ずろろろぉ……。  膣から、ペニスが抜けていく。  萎えつつある竿を、それでもなお離すまいと、彼女の膣ヒダが引っ掻く。  だか、もう勃起することはなかった。  甘やかな快楽が、こそばゆさと共に、熱を帯びるだけだ。  ぬっ……ぷ。  ペニスが、現れた。  ぴくん、ぴくんと、震えていた。  亀頭が濡れて、光っていた。  ゆるく通っていた芯が、ゆっくりと、ほどけていく。  鈴口から、糸が伸びていた。  汁気の糸。  それが、ひとりの女陰へと、連なっている。    こってりとした、白濁だった。 「……ふふ」  ひとりが、中腰の姿勢で、腹を撫でる。  自身の、下腹部。  円を書くように、撫でて。 「……赤ちゃんになーれ。赤ちゃんになーれ」  愉しそうに、囁く。  こちらに、言い聞かせるように。  こちらに、見せつけるように。 「ねえ、お兄さん」  腹を撫でながら、ひとりは、呟く。 「あの人とは別れないでくださいね」  それは。  きっと、罰なのだろう。  ひとりは、こちらを苦しめようとしているのだろう。  逃げられないように。  そのまま、彼女はベッドの上に、倒れた。  こちらに、覆いかぶさるように。  ぐにゅりと、乳房の感触。  耳元に、彼女の唇があった。  つぱ……と、水音がした。  ねろりと、熱い舌先が、耳の穴に入る。  ぬちゅ……。    れちゅ……。  唾液が、注がれる。  熱くて、とろりとした唾液が、耳を犯していく。  がぼっ。  がぼぼ……。  音が、濁った。  鼓膜の近くで、膜でも張ったのだろうか。 「もしもこれで、片耳が聞こえなくなったら」  ひとりが、囁く。 「お兄さんが最後に両耳で聞いたのは、私の声ってことになりますね」  唾液が、ゆっくりと冷えていく。  耳が、溺れている。  うすぼんやりとした、聴覚。  ────僕らはきっとこの先も。  ────心絡まってローリング。ローリング。  遠くで、音が凍りつく。  あの頃のひとりは、もう、此処からは見えなくなってしまったのだろう。  数分もしないうちに、再び、彼女は動きだした。  空が白むまで、行為は続いた。  

Comments

けひひ(照れ)

茶柱たべたべ

最高です

Es

ありがと♡

茶柱たべたべ

最高すぎる! 何卒、続きを...続きを...

Tarou193


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